フィスコニュース
NCD---25年3月期は2ケタ増収増益、期末配当の増配および配当方針の変更を発表
2025/05/14 19:15
*19:15JST NCD---25年3月期は2ケタ増収増益、期末配当の増配および配当方針の変更を発表
NCD<4783>は13日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比18.1%増の301.06億円、営業利益が同32.8%増の28.09億円、経常利益が同33.3%増の28.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.3%増の19.05億円となった。
システム開発事業は売上高126.99億円(前年同期比21.9%増)、セグメント利益18.67億円(前年同期比21.1%
増)となった。保険会社のアプリケーション保守や、ガス会社のシステム開発、製造業の基幹システム刷新案件等が寄与し、前年同期比で大幅な増収となった。利益面は、福岡オフィスの移転コストなどにより費用が増加したものの、顧客への価格交渉が順調に進んだことなどで収益性が向上し、前年同期比で増益となった。
サポート&サービス事業は売上高94.09億円(前年同期比21.6%増)、セグメント利益10.29億円(前年同期比21.0%増)となった。製造業におけるAmazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどを活用したクラウド型基幹システムの運用や、JCS(ジャパンコンピューターサービス)によるIT資産管理ソリューションの導入支援などが寄与し、前年同期比で大幅な増収増益となった。
パーキングシステム事業は売上高79.75億円(前年同期比9.3%増)、セグメント利益17.86億円(前年同期比39.1%増)となった。駐輪機器の老朽化に伴う自治体駐輪場の機器入替や、大規模な駅前再開発に伴う駐輪機器の販売や施工、鉄道会社の電磁ロック式駐輪場への切替など、大型案件を受注した。また、駐輪場利用料収入も堅調に推移し、前年同期比で増収となった。利益面は、増収の効果や、料金改定により自営駐輪場の採算性が大きく向上していること、また、自治体戦略の見直しにより指定管理業務の収益性が改善したことなども寄与し、前年同期比で大幅な増益となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の320.00億円、営業利益が同6.8%増の30.00億円、経常利益が同5.2%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%増の19.50億円を見込んでいる。
また、同日、2025年3月期の期末配当金を前回予想から4.00円増配の37.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は70.00円(前期比20.00円増配)となる。
さらに、今後はより一層の企業価値向上を目指した資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、株主の皆様 に対する利益還元の姿勢をこれまで以上に明確かつ充実させるとともに、株主層の拡大を図るため、配当方針を 変更することを発表した。連結配当性向50%以上を目安に、安定的かつ継続的な配当を行う。これにより、2026年3月期の年間配当は、1株当たり普通配当120円(前期比50.00円増配)を予定している。
<AK>
NCD<4783>は13日、2025年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比18.1%増の301.06億円、営業利益が同32.8%増の28.09億円、経常利益が同33.3%増の28.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.3%増の19.05億円となった。
システム開発事業は売上高126.99億円(前年同期比21.9%増)、セグメント利益18.67億円(前年同期比21.1%
増)となった。保険会社のアプリケーション保守や、ガス会社のシステム開発、製造業の基幹システム刷新案件等が寄与し、前年同期比で大幅な増収となった。利益面は、福岡オフィスの移転コストなどにより費用が増加したものの、顧客への価格交渉が順調に進んだことなどで収益性が向上し、前年同期比で増益となった。
サポート&サービス事業は売上高94.09億円(前年同期比21.6%増)、セグメント利益10.29億円(前年同期比21.0%増)となった。製造業におけるAmazon Web ServicesやMicrosoft Azureなどを活用したクラウド型基幹システムの運用や、JCS(ジャパンコンピューターサービス)によるIT資産管理ソリューションの導入支援などが寄与し、前年同期比で大幅な増収増益となった。
パーキングシステム事業は売上高79.75億円(前年同期比9.3%増)、セグメント利益17.86億円(前年同期比39.1%増)となった。駐輪機器の老朽化に伴う自治体駐輪場の機器入替や、大規模な駅前再開発に伴う駐輪機器の販売や施工、鉄道会社の電磁ロック式駐輪場への切替など、大型案件を受注した。また、駐輪場利用料収入も堅調に推移し、前年同期比で増収となった。利益面は、増収の効果や、料金改定により自営駐輪場の採算性が大きく向上していること、また、自治体戦略の見直しにより指定管理業務の収益性が改善したことなども寄与し、前年同期比で大幅な増益となった。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の320.00億円、営業利益が同6.8%増の30.00億円、経常利益が同5.2%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%増の19.50億円を見込んでいる。
また、同日、2025年3月期の期末配当金を前回予想から4.00円増配の37.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は70.00円(前期比20.00円増配)となる。
さらに、今後はより一層の企業価値向上を目指した資本コストや株価を意識した経営の実現に向け、株主の皆様 に対する利益還元の姿勢をこれまで以上に明確かつ充実させるとともに、株主層の拡大を図るため、配当方針を 変更することを発表した。連結配当性向50%以上を目安に、安定的かつ継続的な配当を行う。これにより、2026年3月期の年間配当は、1株当たり普通配当120円(前期比50.00円増配)を予定している。
<AK>




