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株式会社タウンズ:2025年6月期第3四半期決算説明会文字起こし(6)

*13:46JST 株式会社タウンズ:2025年6月期第3四半期決算説明会文字起こし(6)
タウンズ<197A>

こちらは貸借対照表の前期末及び前年同期末時点との比較です。

長期借入金と有形固定資産の増加は、主に新工場への設備投資にかかるものです。

また、投資その他の資産は株式会社KINSとCraif株式会社への投資等により増加しております。

ここからは、2025年6月期の業績予想についてご説明します。

こちらの図は、新型コロナとインフルエンザの流行状況を示す、定点当たり報告数の推移です。新型コロナは、23年5月の5類移行後においても、流行規模としては拡大と縮小を繰り返しつつも、インフルエンザでいうところの「流行期入り」の目安となる、定点数1を常に上回って推移しています。

2025年6月期第3四半期においては、新型コロナとインフルエンザのいずれも流行規模が前年同期を大きく下回りました。

こちらは、国内の医療機関向けの、主要な感染症抗原検査キットの市場規模の推移です。

いわゆるコロナ禍の前は、青いボックスのインフルエンザを中心に、年間30百万テスト前後の抗原検査がなされていました。

コロナ禍を経て、オレンジの新型コロナや、薄いオレンジの新型コロナとインフルエンザのコンボ検査キットが加わったことで、足元の市場規模は年間75百万テストと、コロナ前と比べて大きく成長しています。

特に、新型コロナとインフルエンザのコンボ検査キットの市場規模が急成長しています。

これらを踏まえ、期初に策定した当社の2025年6月期業績予想の前提として、抗原検査キットの市場規模について、基本的には2024年6月期と同等程度を想定しています。

そのうえで、2024年6月期における長期間の出荷調整への反省を踏まえ、需要の旺盛なコンボ検査キットを中心に供給体制を更に強化し、市場シェアを拡大することを目指しています。

こちらは、当社主要製品の、足元の国内市場シェアです。

当社はこれまで継続的に市場シェアを拡大しており、2024年6月期においては、新型コロナ単品検査キット、インフルエンザ単品検査キット、アデノウイルス検査キット等の主要製品において、国内トップのシェアを有していました。足元においても、それらの主要製品が国内トップのシェアを維持しており、新型コロナ単品検査キット、インフルエンザ単品検査キットについてはさらにシェアを伸ばすことができました。

当社の短期的な成長ドライバーの一つとして、相対的にシェアの低いコンボ検査キットのシェア拡大を掲げておりますが、未だ途上にあります。今後はウサギ抗体を使用した改良製品の投入や、ロシュ・ダイアグノスティックス社とのコ・マーケなどによる巻き返しを図っております。

株式会社タウンズ:2025年6月期第3四半期決算説明会文字起こし(7)に続く



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2025/05/14 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

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