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個人投資家・有限亭玉介:【成長市場・不動産テック関連】上昇トレンドで魅せる注目株【FISCOソーシャルレポーター】
2025/07/06 10:00
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【成長市場・不動産テック関連】上昇トレンドで魅せる注目株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年6月29日15時に執筆
不動産テックとは言うものの、なかなか業界に精通していなければ何が効率化されたのかイメージを掴むのが難しいかもしれませんな。クローズドな業界だからこそ、企業分析や業界研究に打ち込めば他の投資家を出し抜けるチャンスも眠っているはずですよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
AIの導入によって、業務効率化はあらゆる業界で進んでいるようです。中でも不動産業界というのはアナログの代名詞でもあり、不動産テックとAIによるイノベーションが期待されてきました。
矢野経済研究所によると2022年度に約9400億円だった不動産テック市場は2030年度に約2兆3780億円にまで拡大するとの事です。賃貸くらいしか不動産業者と付き合いのない庶民としては、内見や重要事項説明がオンラインで実施できるくらいは把握しておりました。それが今や用地取得の為の不動産所有者情報の閲覧から、文書のリーガルチェック、デザイン・間取り図の作成までAIに代替されつつある状況でしょうな。
活況な不動産テック業界の躍進を裏付けるように、6月の注目株として筆者のブログでもご紹介しましたククレブ・アドバイザーズ<276A>もどこまで下値を切り上げるのか気になるところです。同社は自社開発の不動産テックの販売からソリューションまで手掛けておりますからねぇ。業績の規模は小さくても、投資家の評価は上々なようです。
昨今、政府が外国人の不動産売買の規制や急増する空き家問題などを議論している事もあり、そのような社会問題を解決する不動産テックが今後注目される可能性もあるかもしれませんな。これからが楽しみな不動産テック関連を今回はチェックして参りますよ。
まずは不動産投資ポータルサービス「リノシー」を運営する」GA technologies<3491>です。6月12日の決算発表は好調だったものの、材料出尽くしで売られました。しかし、その後はすぐに反発しておりますよ。25年10月期は過去最高益を更新する見通しで、株価2000円の大台に乗るか注視です。
底値圏からじわじわと切り返しているSREホールディングス<2980>も、業績好調で26年3月期は過去最高益を更新する予想となりました。ITテクノロジーとAI技術を基盤とした不動産事業を展開する同社は、不動産テック関連として要注視ですな。
不動産・施設を管理するクラウドサービスを提供するプロパティデータバンク<4389>は、直近で1株を2株へ株式分割を行いました。小型株ながら業績も好調で、光通信が同社株の保有割合を高めている事も気になります。
都市部のオフィスビル投資や不動産特化型クラウドファンディングサービスも展開するロードスターキャピタル<3482>は、年々業績拡大して増配も実施している模様。25日線・75日線を上回って、PERも割安ですな。
投資用賃貸マンションなどを展開するタスキHD<166A>は直近では子会社の手掛けるクラウド型物件管理サービスの累計導入社数が200社を突破したと発表、さらにその後には営業AIエージェントも開発し、不動産のマッチング機能の提供を始めるとも発表しています。株価はまだ動いていませんが、PERは7倍と割安感がありますので、次の決算でどのように動くか注目しておきたいところ。
最後は昨年3月にIPOしたCocolive<137A>をチェックして参ります。上場後から株価の下落基調が続いておりましたが、今年に入り底を打ってじわじわと上昇している様子。同社は不動産業界向けSaaSの顧客・追客管理ツール「KASIKA」の開発などを手掛け、時価総額100億以下でも不動産テック関連としての実力はあると見ております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年6月29日15時に執筆
不動産テックとは言うものの、なかなか業界に精通していなければ何が効率化されたのかイメージを掴むのが難しいかもしれませんな。クローズドな業界だからこそ、企業分析や業界研究に打ち込めば他の投資家を出し抜けるチャンスも眠っているはずですよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
AIの導入によって、業務効率化はあらゆる業界で進んでいるようです。中でも不動産業界というのはアナログの代名詞でもあり、不動産テックとAIによるイノベーションが期待されてきました。
矢野経済研究所によると2022年度に約9400億円だった不動産テック市場は2030年度に約2兆3780億円にまで拡大するとの事です。賃貸くらいしか不動産業者と付き合いのない庶民としては、内見や重要事項説明がオンラインで実施できるくらいは把握しておりました。それが今や用地取得の為の不動産所有者情報の閲覧から、文書のリーガルチェック、デザイン・間取り図の作成までAIに代替されつつある状況でしょうな。
活況な不動産テック業界の躍進を裏付けるように、6月の注目株として筆者のブログでもご紹介しましたククレブ・アドバイザーズ<276A>もどこまで下値を切り上げるのか気になるところです。同社は自社開発の不動産テックの販売からソリューションまで手掛けておりますからねぇ。業績の規模は小さくても、投資家の評価は上々なようです。
昨今、政府が外国人の不動産売買の規制や急増する空き家問題などを議論している事もあり、そのような社会問題を解決する不動産テックが今後注目される可能性もあるかもしれませんな。これからが楽しみな不動産テック関連を今回はチェックして参りますよ。
まずは不動産投資ポータルサービス「リノシー」を運営する」GA technologies<3491>です。6月12日の決算発表は好調だったものの、材料出尽くしで売られました。しかし、その後はすぐに反発しておりますよ。25年10月期は過去最高益を更新する見通しで、株価2000円の大台に乗るか注視です。
底値圏からじわじわと切り返しているSREホールディングス<2980>も、業績好調で26年3月期は過去最高益を更新する予想となりました。ITテクノロジーとAI技術を基盤とした不動産事業を展開する同社は、不動産テック関連として要注視ですな。
不動産・施設を管理するクラウドサービスを提供するプロパティデータバンク<4389>は、直近で1株を2株へ株式分割を行いました。小型株ながら業績も好調で、光通信が同社株の保有割合を高めている事も気になります。
都市部のオフィスビル投資や不動産特化型クラウドファンディングサービスも展開するロードスターキャピタル<3482>は、年々業績拡大して増配も実施している模様。25日線・75日線を上回って、PERも割安ですな。
投資用賃貸マンションなどを展開するタスキHD<166A>は直近では子会社の手掛けるクラウド型物件管理サービスの累計導入社数が200社を突破したと発表、さらにその後には営業AIエージェントも開発し、不動産のマッチング機能の提供を始めるとも発表しています。株価はまだ動いていませんが、PERは7倍と割安感がありますので、次の決算でどのように動くか注目しておきたいところ。
最後は昨年3月にIPOしたCocolive<137A>をチェックして参ります。上場後から株価の下落基調が続いておりましたが、今年に入り底を打ってじわじわと上昇している様子。同社は不動産業界向けSaaSの顧客・追客管理ツール「KASIKA」の開発などを手掛け、時価総額100億以下でも不動産テック関連としての実力はあると見ております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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