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ミアヘルサHD Research Memo(6):有利子負債の返済が進み、財務体質は改善傾向続く

*14:06JST ミアヘルサHD Research Memo(6):有利子負債の返済が進み、財務体質は改善傾向続く
■ミアヘルサホールディングス<7129>の業績動向

2. 財務状況と経営指標
2025年3月期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比で532百万円減少の13,277百万円となった。主な増減要因は、流動資産では現金及び預金が273百万円減少し、売掛金が252百万円、商品が56百万円それぞれ増加した。また、固定資産では減損損失の計上等により有形固定資産が417百万円減少したほか、のれんが63百万円、長期前払費用が31百万円それぞれ減少した。

負債合計は前期末比1,021百万円減少の9,482百万円となった。未払法人税等が313百万円、賞与引当金が192百万円増加した一方で、有利子負債が1,014百万円、未払金が196百万円、繰延税金負債が253百万円それぞれ減少した。純資産合計は同488百万円増加の3,794百万円となった。配当金77百万円を支出したのに対して、親会社株主に帰属する当期純利益299百万円を計上したほか、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金が各133百万円増加した。

経営指標を見ると、借入金の返済を進めたことで有利子負債比率が前期末の124.3%から81.5%に低下するなど、財務体質の改善が進んだ。有利子負債は2022年3月期までの2年間で2件のM&Aを実施したことにより、4,884百万円まで積み上がったが、2025年3月期末は3,092百万円まで縮小した。自己資本比率は28.6%と前期末の23.9%から上昇したがまだ低い水準に留まっており、もうしばらくは財務体質の改善に取り組むものと見られる。一方、収益性に関しては売上高営業利益率で2.7%と2期連続で上昇したが低水準であることに変わりはなく、今後も各事業において収益性向上に向けた取り組みを推進するほか、DXによる業務効率の向上並びに事業間連携によるシナジー創出を図ることで収益性向上を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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