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株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(8)
2025/07/15 17:08
*17:08JST 株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(8)
地域新聞社<2164>
実際に取り組んでみたところ、写真だけをもとにAIが、「ナチュラル思考ママ」「キラキラママ」「家族第一ママ」といったように、母親のタイプを自然に分類して提示してくれました。
つまり、各赤ちゃんの写真から、AIが自動的にペルソナタイプを推定し、振り分けてくれるという仕組みです。
もちろん、現時点では精度に課題もあり、繰り返し学習を重ねることでAIが徐々に精度を高めていく必要がありますが、それでも初期段階の結果として、これまでアナログでは膨大な時間と労力がかかっていた作業が、AIによって瞬時に提案されるというのは大きな驚きでした。私自身、非常に大きな期待を感じています。
新型ビジネスモデル構想の2つ目は、「クラウドファンディング × 記事」という組み合わせです。
クラウドファンディングを通じて寄付や支援を募り、その資金を広告費として活用していただくという、比較的シンプルなモデルです。ただし、当社がこの領域で取り組むことには、大きく2つの強みがあります。
私自身も過去にクラウドファンディングを自らマネジメントした経験があるため、実感としてよく分かるのですが、まず1つ目の強みは、クラウドファンディング事業者によって「認知を広げるための母体」に大きな差があるという点です。
たとえば、テクニカルな観点で言えば、READYFORさんやCAMPFIREさん、あるいは銀行系など、さまざまな事業者がクラウドファンディング事業を展開しています。
しかし、プロジェクトを「始めます」とウェブ上で告知した際に、どれだけ多くの人に認知されるかという点については、クラウドファンディング事業者ごとに大きな差があります。もちろん、認知の母数が多いに越したことはありません。
次に、その母数の中から、実際にどれだけの人が寄付してくれるかという段階になります。ここが、クラウドファンディングを実行する側にとって最も努力を要する部分です。「どのようなストーリー設計をすれば共感を得られるか」「どのようなリターン(グッズなど)を用意すれば寄付してもらえるか」「どの程度の金額設定が妥当か」といった点が、プロジェクトの成功・失敗を大きく左右します。
実際には、こうした企画の立て方が難しく、多くの場合はプロではない方が実行委員を務めるため、苦労されるケースや、うまくいかなかった経験も多いのではないかと感じています。
当社の強みは、大きく2つあります。1つ目は、告知の母数です。当社は紙媒体を通じて情報を発信できるため、クラウドファンディングのプロジェクト告知を一度に膨大な数の読者に届けることが可能です。これにより、初期の認知段階で大きな母集団を確保することができます。
2つ目は、ストーリー設計やリターンの考案といった、本来は実行者が頭を悩ませながら行うべき部分を、当社が一括して担える点です。当社はストーリーテリングのプロであり、これまで多くの情報発信を手がけてきた実績があります。
そのため、クラウドファンディングを検討している方にとっては、「企画の設計も告知も任せられる」という安心感があり、結果として「それならやってみよう」と一歩を踏み出すきっかけになると考えています。こうした点が、当社にとっての大きな訴求ポイントだと思っています。
ご存じのように、クラウドファンディングは小口の個人が、寄付や購買、マーケティングといったさまざまな目的で活用する仕組みです。
今回、当社が主に想定しているのは「寄付」という形での活用です。
株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(9)に続く
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地域新聞社<2164>
実際に取り組んでみたところ、写真だけをもとにAIが、「ナチュラル思考ママ」「キラキラママ」「家族第一ママ」といったように、母親のタイプを自然に分類して提示してくれました。
つまり、各赤ちゃんの写真から、AIが自動的にペルソナタイプを推定し、振り分けてくれるという仕組みです。
もちろん、現時点では精度に課題もあり、繰り返し学習を重ねることでAIが徐々に精度を高めていく必要がありますが、それでも初期段階の結果として、これまでアナログでは膨大な時間と労力がかかっていた作業が、AIによって瞬時に提案されるというのは大きな驚きでした。私自身、非常に大きな期待を感じています。
新型ビジネスモデル構想の2つ目は、「クラウドファンディング × 記事」という組み合わせです。
クラウドファンディングを通じて寄付や支援を募り、その資金を広告費として活用していただくという、比較的シンプルなモデルです。ただし、当社がこの領域で取り組むことには、大きく2つの強みがあります。
私自身も過去にクラウドファンディングを自らマネジメントした経験があるため、実感としてよく分かるのですが、まず1つ目の強みは、クラウドファンディング事業者によって「認知を広げるための母体」に大きな差があるという点です。
たとえば、テクニカルな観点で言えば、READYFORさんやCAMPFIREさん、あるいは銀行系など、さまざまな事業者がクラウドファンディング事業を展開しています。
しかし、プロジェクトを「始めます」とウェブ上で告知した際に、どれだけ多くの人に認知されるかという点については、クラウドファンディング事業者ごとに大きな差があります。もちろん、認知の母数が多いに越したことはありません。
次に、その母数の中から、実際にどれだけの人が寄付してくれるかという段階になります。ここが、クラウドファンディングを実行する側にとって最も努力を要する部分です。「どのようなストーリー設計をすれば共感を得られるか」「どのようなリターン(グッズなど)を用意すれば寄付してもらえるか」「どの程度の金額設定が妥当か」といった点が、プロジェクトの成功・失敗を大きく左右します。
実際には、こうした企画の立て方が難しく、多くの場合はプロではない方が実行委員を務めるため、苦労されるケースや、うまくいかなかった経験も多いのではないかと感じています。
当社の強みは、大きく2つあります。1つ目は、告知の母数です。当社は紙媒体を通じて情報を発信できるため、クラウドファンディングのプロジェクト告知を一度に膨大な数の読者に届けることが可能です。これにより、初期の認知段階で大きな母集団を確保することができます。
2つ目は、ストーリー設計やリターンの考案といった、本来は実行者が頭を悩ませながら行うべき部分を、当社が一括して担える点です。当社はストーリーテリングのプロであり、これまで多くの情報発信を手がけてきた実績があります。
そのため、クラウドファンディングを検討している方にとっては、「企画の設計も告知も任せられる」という安心感があり、結果として「それならやってみよう」と一歩を踏み出すきっかけになると考えています。こうした点が、当社にとっての大きな訴求ポイントだと思っています。
ご存じのように、クラウドファンディングは小口の個人が、寄付や購買、マーケティングといったさまざまな目的で活用する仕組みです。
今回、当社が主に想定しているのは「寄付」という形での活用です。
株式会社地域新聞社:個人投資家向けIR説明会文字起こし(9)に続く
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