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個人投資家・有限亭玉介:【光ケーブル&電設】データセンター設備投資で業績期待注目株6選【FISCOソーシャルレポーター】
2025/07/19 10:00
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【光ケーブル&電設】データセンター設備投資で業績期待注目株6選【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年7月11日19時に執筆
世界的にAIデータセンターの建設ラッシュが拡大する中、電設関連や光海底ケーブルなどの関連株も物色されているようです。戦争など地政学リスクを考慮しても、電線や光海底ケーブルなどのインフラの重要性は高まるように思えますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
データセンター向けの需要拡大によって、電線大手の各社が好業績となっておりますな。電線と言っても車載向けからデータセンターまで多種多様で、電線無しで経済発展はできないと言っても過言ではないでしょう。
その一方で生成AIのソフトウェアなど急激に市場拡大している分野と比較すると電線やケーブルは地味に見えますが、業績の安定感という意味では投資先として優秀と言えそうです。実は日本の光ファイバーをケーブルにまとめる技術や耐久性は世界でも定評がありますよ。
節電という意味でも送電の際に電気抵抗が少ない電線や設備が求められますし、消費電力が莫大データセンターであれば限界まで消費電力を削減する必要があります。何年も24時間稼働し続ける事を考えると、少しでも無駄な電力は削りたいでしょうな。
今はAIデータセンターの需要拡大によって電設やインフラ関連も併せて好調ですが、AIデータセンターの需要が一服しても他の業界で何かしら技術革新が起これば電線への需要が拡大する可能性もあるかもしれませんねぇ。今回は改めて経済支える縁の下の力持ちである電設・インフラ関連をチェックして参ります。
まずは電線御三家の各社をピックアップしてみましたよ。電線最大手の住友電気工業<5802>は、7月に入り改めて年初来高値を更新しました。26年3月期の業績見通しはやや落ち込む予想ですが、配当は増配しております。PER・PBRも割安とも見れる水準ですので、どこまで下値を切り上げるか注視したいです。
電線御三家のフジクラ<5803>にもAIデータセンターの思惑から買いが集中しましたねぇ。同社には核融合発電向け高温超電導線材にも思惑があり、石破政権が失脚すればエネルギー分野への政策が変わる可能性もありそうです。PER・PBRはやや割高に見えても、しっかり年初来高値を更新してきましたので投資家達の期待感の表れとも見えますねぇ。
電線御三家の最後は古河電気工業<5801>です。光ファイバーで世界的に高シェアを誇る同社は26年3月期の業績予想は過去最高益を更新する見通しとなっております。直近では、複数の金融機関から合計156万6300株もの同社株の売り出しが発表されるも、なんとか持ち堪えている印象です。8月7日の決算発表までチャート(日足)を注視して参ります。
電線中堅のSWCC<5805>も26年3月期は過去最高益を更新する予想となりました。トップの御三家だけでなく、中堅の同社にもしっかりAIデータセンターの恩恵はあるようですねぇ。チャート(日足)は着実に上昇トレンドを形成しており、どこまで下値を切り上げるか監視中。
2021年12月に上場した湖北工業<6524>は、チャートで紆余曲折ありながらここに来てまた下値を切り上げてきましたな。業績は上場後から安定しているものの総務省が5月に「DX・イノベーション加速化プラン2030」を発表し、海底ケーブルの「目標シェアを35%」と明記した事が好材料となっているようです。
最後は光通信用部品と測定器が主体のsantec Holdings<6777>をピックアップしてみました。光通信用部品を手掛ける同社も、AIデータセンター関連としてじわじわと思惑買いが入っておりますよ。26年3月期通期の業績はやや減益予想ですが、8月1日の決算発表を注視したいですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年7月11日19時に執筆
世界的にAIデータセンターの建設ラッシュが拡大する中、電設関連や光海底ケーブルなどの関連株も物色されているようです。戦争など地政学リスクを考慮しても、電線や光海底ケーブルなどのインフラの重要性は高まるように思えますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
データセンター向けの需要拡大によって、電線大手の各社が好業績となっておりますな。電線と言っても車載向けからデータセンターまで多種多様で、電線無しで経済発展はできないと言っても過言ではないでしょう。
その一方で生成AIのソフトウェアなど急激に市場拡大している分野と比較すると電線やケーブルは地味に見えますが、業績の安定感という意味では投資先として優秀と言えそうです。実は日本の光ファイバーをケーブルにまとめる技術や耐久性は世界でも定評がありますよ。
節電という意味でも送電の際に電気抵抗が少ない電線や設備が求められますし、消費電力が莫大データセンターであれば限界まで消費電力を削減する必要があります。何年も24時間稼働し続ける事を考えると、少しでも無駄な電力は削りたいでしょうな。
今はAIデータセンターの需要拡大によって電設やインフラ関連も併せて好調ですが、AIデータセンターの需要が一服しても他の業界で何かしら技術革新が起これば電線への需要が拡大する可能性もあるかもしれませんねぇ。今回は改めて経済支える縁の下の力持ちである電設・インフラ関連をチェックして参ります。
まずは電線御三家の各社をピックアップしてみましたよ。電線最大手の住友電気工業<5802>は、7月に入り改めて年初来高値を更新しました。26年3月期の業績見通しはやや落ち込む予想ですが、配当は増配しております。PER・PBRも割安とも見れる水準ですので、どこまで下値を切り上げるか注視したいです。
電線御三家のフジクラ<5803>にもAIデータセンターの思惑から買いが集中しましたねぇ。同社には核融合発電向け高温超電導線材にも思惑があり、石破政権が失脚すればエネルギー分野への政策が変わる可能性もありそうです。PER・PBRはやや割高に見えても、しっかり年初来高値を更新してきましたので投資家達の期待感の表れとも見えますねぇ。
電線御三家の最後は古河電気工業<5801>です。光ファイバーで世界的に高シェアを誇る同社は26年3月期の業績予想は過去最高益を更新する見通しとなっております。直近では、複数の金融機関から合計156万6300株もの同社株の売り出しが発表されるも、なんとか持ち堪えている印象です。8月7日の決算発表までチャート(日足)を注視して参ります。
電線中堅のSWCC<5805>も26年3月期は過去最高益を更新する予想となりました。トップの御三家だけでなく、中堅の同社にもしっかりAIデータセンターの恩恵はあるようですねぇ。チャート(日足)は着実に上昇トレンドを形成しており、どこまで下値を切り上げるか監視中。
2021年12月に上場した湖北工業<6524>は、チャートで紆余曲折ありながらここに来てまた下値を切り上げてきましたな。業績は上場後から安定しているものの総務省が5月に「DX・イノベーション加速化プラン2030」を発表し、海底ケーブルの「目標シェアを35%」と明記した事が好材料となっているようです。
最後は光通信用部品と測定器が主体のsantec Holdings<6777>をピックアップしてみました。光通信用部品を手掛ける同社も、AIデータセンター関連としてじわじわと思惑買いが入っておりますよ。26年3月期通期の業績はやや減益予想ですが、8月1日の決算発表を注視したいですねぇ。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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