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Pウォーター Research Memo(6):2026年3月期は自社製造・自社物流によるコスト削減効果で増益継続へ

*13:06JST Pウォーター Research Memo(6):2026年3月期は自社製造・自社物流によるコスト削減効果で増益継続へ
■プレミアムウォーターホールディングス<2588>の業績動向

3. 2026年3月期通期の業績見通し
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上収益で前期比4.0%増の80,000百万円、営業利益は同4.5%増の12,000百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同15.4%増の6,500百万円と、増収・増益を予想する。

事業を取り巻く環境は、ウォーターサーバーの認知度の高まりやコロナ禍を契機とした生活様式の変化等を背景に、需要が引き続き継続すると想定する。

売上収益は前期比4.0%増の予想である。成長率はウォーターサーバー事業の過去の実績よりペースダウンするが、保有顧客が多くなれば、一定割合で発生する解約の絶対数も増えるため、保有顧客数(売上収益)の伸びが鈍化するのは事業特性上の必然と考えられる。前期は、多様な営業手法を活用して新規顧客を効率的に獲得する手法に磨きがかかった。進行期も新規顧客獲得を積極的に行うとともに、既存顧客の継続率の向上につながる施策を実施し、保有顧客の増加(純増)を目指す。トップシェアである「プレミアムウォーター」は、ブランドとしての知名度が高いため、消費者の信頼度が高く、代販(取次)のパートナー企業からも選ばれる存在である。2025年3月期下期には、カブ&ピースと共同で、利用料金に応じて未公開株が受け取れる「KABU&ウォーター」が開始され好評を博しているが、このような連携も業界トップ企業ならではの機会である。過去のM&A・資本業務提携(ラストワンマイル、INEST)による代理販売体制の強化の成果も顕在化している。

利益面では、営業利益で前期比4.5%増、売上高営業利益率では15.0%と高い収益性を見込む。岐阜北方工場稼働拡大に伴う自社製造比率の向上や自社物流網構築により、最適な場所で作り最適なルートで運ぶことでコストを最適化(削減)する余地がある。

弊社では、営業面(好調な新サーバー機種、直販の効率化が進展、取次店との連携強化、KABU&ウォーターなど)、製造面(岐阜北方工場の稼働向上)、物流面(自社物流)の効果が顕在化しており、筋肉質なビジネスモデルがより磨かれていることから、増収増益予想の妥当性は高いと考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)



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