フィスコニュース
株式会社Gunosy:2025年5月期通期決算説明会文字起こし(8)
2025/07/23 11:48
*11:48JST 株式会社Gunosy:2025年5月期通期決算説明会文字起こし(8)
Gunosy<6047>
こちらは、先ほどご説明した財務ガイドラインに基づき実施した、初の案件となるGホールディングスの買収に関するスライドです。
本件は、グループ全体の安定的なキャッシュ・フローの強化を図ると同時に、今後成長が期待されるIP領域への参入、さらにGame8とのシナジー創出が見込めるという点で、非常に戦略的なM&Aを実現できたと考えております。
詳細については後ほどのスライドでご説明いたしますが、Gホールディングスはゲーム関連事業を展開しつつ、安定収益が見込めるビジネスモデルを有しており、当社のバリューチェーンのさらなる強化にもつながる、当社M&A方針に沿った第1号案件となりました。
同社単体としても、安定的なキャッシュ・フローやEBITDAの獲得が見込めるのはもちろんのこと、当社グループに加わることによって得られるシナジー効果も期待しております。特に、Game8が推進する外部決済領域、いわゆるSC事業における機能をGホールディングス側に導入することで、同社の決済手数料の引き下げと利益率の改善が実現可能です。加えて、グループの新規事業であるSC事業自体のトラクションをさらに高めることにもつながると見込んでおり、こうした相乗効果を狙った戦略的な取り組みとなっております。
こちらは、Gホールディングスの評価ポイントについてご説明するスライドです。
Gホールディングス社は、有力なIPの魅力を最大限に引き出し、それをゲームに的確に落とし込むノウハウを有している点を最大の強みとしております。また、同社はファブレス型、つまり自社で開発組織を持たずに事業を展開する、ゲームパブリッシャーとしての特徴を有しています。これにより、安定的なキャッシュ・フローと高い資本効率を実現しており、再現性のあるビジネスモデルとして、当社としても高く評価しております。
ビジネスモデルの具体的な内容については、スライド内の図に記載の通りです。まず、自社に開発機能を持たず、基本的には外部開発パートナーとの協業によってタイトルをパブリッシングしています。また、場合によってはサブライセンスの形で、パブリッシング支援に特化するモデルも採用しています。
このようにIPを活用することで、一般的なスマートフォンゲームに比べて、ヒットタイトルに依存するリスク(ボラティリティ)を抑制しつつ、再現性の高い事業運営が可能となる、アセットライトなビジネスモデルを確立しています。そのため、一般的なスマホゲーム業態に比べて、リスクとリターンのコントロールがしやすいという特性を有しております。
また、スライド記載の通り、すでに複数の有名IPタイトルにおいて、企画・運営の実績を有しており、再現性の高い形で付加価値を生み出してきた点も、当社が評価しているポイントです。
今後もリスク・リターンを精緻にコントロールしながら、安定的なキャッシュ・フローと高い資本効率の両立が見込まれる企業であると認識しております。
今後のGホールディングスの展開についてご説明いたします。
すでに始まっている新しい期におきましても、幅広いファン層を有する人気IPをベースに、4~5作品程度の新作展開を現在企画しております。自社でのリリース型とサブライセンス型の2つを組み合わせることで、安定的な収益の確保と高い資本効率の実現を図ってまいります。
中でも、テレビアニメの放映が予定されている有力IP2作品については、スライドに掲載の通りです。それ以外にも、自社リリース型として12作品、サブライセンス型として1タイトルのリリースを予定しております。
こちらは、Gホールディングス社がグループの利益にどのように貢献するかを示したスライドです。
2026年5月期における、のれん償却後の営業利益については、会計監査との兼ね合いにより若干の変動の可能性はありますが、現時点では約6,900万円、EBITDAベースでは約2億1,300万円を見込んでおります。
さらに、新規タイトルの成果次第ではアップサイドも想定されるため、今期から早速、グループ全体の安定キャッシュ・フロー拡大に寄与していただいている状況です。今後、これら新規タイトルの業績が好調に推移した場合には、アップサイド要因として、適宜、業績予想への反映・修正を行っていく予定です。
こちら最後のセグメント、高成長オプション領域です。
株式会社Gunosy:2025年5月期通期決算説明会文字起こし(9)に続く
<MY>
Gunosy<6047>
こちらは、先ほどご説明した財務ガイドラインに基づき実施した、初の案件となるGホールディングスの買収に関するスライドです。
本件は、グループ全体の安定的なキャッシュ・フローの強化を図ると同時に、今後成長が期待されるIP領域への参入、さらにGame8とのシナジー創出が見込めるという点で、非常に戦略的なM&Aを実現できたと考えております。
詳細については後ほどのスライドでご説明いたしますが、Gホールディングスはゲーム関連事業を展開しつつ、安定収益が見込めるビジネスモデルを有しており、当社のバリューチェーンのさらなる強化にもつながる、当社M&A方針に沿った第1号案件となりました。
同社単体としても、安定的なキャッシュ・フローやEBITDAの獲得が見込めるのはもちろんのこと、当社グループに加わることによって得られるシナジー効果も期待しております。特に、Game8が推進する外部決済領域、いわゆるSC事業における機能をGホールディングス側に導入することで、同社の決済手数料の引き下げと利益率の改善が実現可能です。加えて、グループの新規事業であるSC事業自体のトラクションをさらに高めることにもつながると見込んでおり、こうした相乗効果を狙った戦略的な取り組みとなっております。
こちらは、Gホールディングスの評価ポイントについてご説明するスライドです。
Gホールディングス社は、有力なIPの魅力を最大限に引き出し、それをゲームに的確に落とし込むノウハウを有している点を最大の強みとしております。また、同社はファブレス型、つまり自社で開発組織を持たずに事業を展開する、ゲームパブリッシャーとしての特徴を有しています。これにより、安定的なキャッシュ・フローと高い資本効率を実現しており、再現性のあるビジネスモデルとして、当社としても高く評価しております。
ビジネスモデルの具体的な内容については、スライド内の図に記載の通りです。まず、自社に開発機能を持たず、基本的には外部開発パートナーとの協業によってタイトルをパブリッシングしています。また、場合によってはサブライセンスの形で、パブリッシング支援に特化するモデルも採用しています。
このようにIPを活用することで、一般的なスマートフォンゲームに比べて、ヒットタイトルに依存するリスク(ボラティリティ)を抑制しつつ、再現性の高い事業運営が可能となる、アセットライトなビジネスモデルを確立しています。そのため、一般的なスマホゲーム業態に比べて、リスクとリターンのコントロールがしやすいという特性を有しております。
また、スライド記載の通り、すでに複数の有名IPタイトルにおいて、企画・運営の実績を有しており、再現性の高い形で付加価値を生み出してきた点も、当社が評価しているポイントです。
今後もリスク・リターンを精緻にコントロールしながら、安定的なキャッシュ・フローと高い資本効率の両立が見込まれる企業であると認識しております。
今後のGホールディングスの展開についてご説明いたします。
すでに始まっている新しい期におきましても、幅広いファン層を有する人気IPをベースに、4~5作品程度の新作展開を現在企画しております。自社でのリリース型とサブライセンス型の2つを組み合わせることで、安定的な収益の確保と高い資本効率の実現を図ってまいります。
中でも、テレビアニメの放映が予定されている有力IP2作品については、スライドに掲載の通りです。それ以外にも、自社リリース型として12作品、サブライセンス型として1タイトルのリリースを予定しております。
こちらは、Gホールディングス社がグループの利益にどのように貢献するかを示したスライドです。
2026年5月期における、のれん償却後の営業利益については、会計監査との兼ね合いにより若干の変動の可能性はありますが、現時点では約6,900万円、EBITDAベースでは約2億1,300万円を見込んでおります。
さらに、新規タイトルの成果次第ではアップサイドも想定されるため、今期から早速、グループ全体の安定キャッシュ・フロー拡大に寄与していただいている状況です。今後、これら新規タイトルの業績が好調に推移した場合には、アップサイド要因として、適宜、業績予想への反映・修正を行っていく予定です。
こちら最後のセグメント、高成長オプション領域です。
株式会社Gunosy:2025年5月期通期決算説明会文字起こし(9)に続く
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