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セレコーポレーション---1Qは2ケタ増収増益、全てのセグメントで利益が順調に推移
2025/07/25 14:48
*14:48JST セレコーポレーション---1Qは2ケタ増収増益、全てのセグメントで利益が順調に推移
セレコーポレーション<5078>は7月15日、2026年2月期第1四半期(2025年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.1%増の55.44億円、営業利益が同74.1%増の5.96億円、経常利益が同73.3%増の5.97億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同69.9%増の3.75億円となった。
賃貸住宅事業の売上高は、販売商品を戦略的に絞り込んだことで引渡し棟数が減少したことにより前年同期比4.4%減の25.26億円、販売価格の見直しによる売上総利益率の改善が奏功したことにより、セグメント利益は同8.7%増の3.74億円となった。アセットマネジメントカンパニーにおいて、引き続き賃貸管理契約が見込め管理受託数の拡大に繋がる紹介先の開拓に努め、新たなビジネスマッチング契約を締結した他、顧客獲得に向けてパートナーズ組織とのイベントを多数開催する等、新規情報源の開拓に注力した。また、旗艦ブランド「My Style vintage」の販売強化を目的に自社ウェブサイトを改良し、「My Style vintage」の魅力を分かりやすく発信することで、ウェブサイトからの集客数の増加を図った。さらに、脱炭素社会の実現に貢献できる高性能の断熱材や省エネ性能の高い照明等を取り入れた「東京ゼロエミ住宅」仕様について、オーナーへの高付加価値提案を積極的に推進したことにより一棟単価の向上に繋げた他、賃貸経営事業と連携を強化し賃料への適正な価格転嫁に継続して取り組んだ。
賃貸開発事業の売上高は同687.6%増の7.78億円、セグメント利益は1.07億円(前年同期はセグメント損失0.39億円)となった。販売面では、第2四半期に開催予定の完成現場見学会に向けて告知活動を展開した他、金融機関を中心とした仲介者との情報交換を行った。仕入面では、富裕層に好まれる資産価値・希少価値の高い角地にこだわり用地取得を推進した。また、前期から引き続き全物件に高い断熱効率を実現する「東京ゼロエミ住宅」仕様を採用し、脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進した他、付加価値向上のため「住宅性能表示制度」における評価項目の一つである耐震等級について、条件を満たした物件であれば、その最高基準である耐震等級3まで実現可能とすることで、資産価値及びゲストの安全性向上といったオーナーの要請に応える取り組みを推進した。
賃貸経営事業の売上高は同6.2%増の26.24億円、セグメント利益は同16.4%増の3.64億円となった。賃貸住宅事業及び賃貸開発事業と協働して受注前の段階から同行訪問営業を強化し、管理物件の受託営業活動に注力した。その結果、当第1四半期末の管理戸数は12,562戸(前期末比87戸増)となった。また、専任の賃貸仲介協力業者の組織「セレリーシングパートナーズ」との協業及び、対象エリアにおける賃料動向の把握のためAI査定システムを活用し、ゲスト(入居者)入替時に賃料の増額をオーナーへ提案した。さらに、メンテナンス協力業者の組織「セレメンテナンスパートナーズ」の協力のもと、迅速な退去リフォーム工事完了を促進した結果、高水準の入居率(2025年5月末現在98.3%)を維持することができた。リフォームカンパニーにおいては、オーナーのアパート資産の長寿化を目的として、一定条件のもと、築20年目以降もさらに10年間にわたり建物の主要構造部及び防水メンテナンスの保証期間が延長できる再延長保証制度を活用し、受注活動に取り組んでいる。また補修工事を1つの業者にまとめて発注する一括施工発注から、工事の種類ごとにそれぞれ異なる専門業者に発注する分離施工発注への切替え促進による施工原価の低減とともに、リフォーム施工体制の強化に向けた取り組みを推進した。
2026年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の258.88億円、営業利益が同11.9%増の22.58億円、経常利益が同10.8%増の22.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%増の15.27億円とする期初計画を据え置いている。
<AK>
セレコーポレーション<5078>は7月15日、2026年2月期第1四半期(2025年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.1%増の55.44億円、営業利益が同74.1%増の5.96億円、経常利益が同73.3%増の5.97億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同69.9%増の3.75億円となった。
賃貸住宅事業の売上高は、販売商品を戦略的に絞り込んだことで引渡し棟数が減少したことにより前年同期比4.4%減の25.26億円、販売価格の見直しによる売上総利益率の改善が奏功したことにより、セグメント利益は同8.7%増の3.74億円となった。アセットマネジメントカンパニーにおいて、引き続き賃貸管理契約が見込め管理受託数の拡大に繋がる紹介先の開拓に努め、新たなビジネスマッチング契約を締結した他、顧客獲得に向けてパートナーズ組織とのイベントを多数開催する等、新規情報源の開拓に注力した。また、旗艦ブランド「My Style vintage」の販売強化を目的に自社ウェブサイトを改良し、「My Style vintage」の魅力を分かりやすく発信することで、ウェブサイトからの集客数の増加を図った。さらに、脱炭素社会の実現に貢献できる高性能の断熱材や省エネ性能の高い照明等を取り入れた「東京ゼロエミ住宅」仕様について、オーナーへの高付加価値提案を積極的に推進したことにより一棟単価の向上に繋げた他、賃貸経営事業と連携を強化し賃料への適正な価格転嫁に継続して取り組んだ。
賃貸開発事業の売上高は同687.6%増の7.78億円、セグメント利益は1.07億円(前年同期はセグメント損失0.39億円)となった。販売面では、第2四半期に開催予定の完成現場見学会に向けて告知活動を展開した他、金融機関を中心とした仲介者との情報交換を行った。仕入面では、富裕層に好まれる資産価値・希少価値の高い角地にこだわり用地取得を推進した。また、前期から引き続き全物件に高い断熱効率を実現する「東京ゼロエミ住宅」仕様を採用し、脱炭素社会実現に向けた取り組みを推進した他、付加価値向上のため「住宅性能表示制度」における評価項目の一つである耐震等級について、条件を満たした物件であれば、その最高基準である耐震等級3まで実現可能とすることで、資産価値及びゲストの安全性向上といったオーナーの要請に応える取り組みを推進した。
賃貸経営事業の売上高は同6.2%増の26.24億円、セグメント利益は同16.4%増の3.64億円となった。賃貸住宅事業及び賃貸開発事業と協働して受注前の段階から同行訪問営業を強化し、管理物件の受託営業活動に注力した。その結果、当第1四半期末の管理戸数は12,562戸(前期末比87戸増)となった。また、専任の賃貸仲介協力業者の組織「セレリーシングパートナーズ」との協業及び、対象エリアにおける賃料動向の把握のためAI査定システムを活用し、ゲスト(入居者)入替時に賃料の増額をオーナーへ提案した。さらに、メンテナンス協力業者の組織「セレメンテナンスパートナーズ」の協力のもと、迅速な退去リフォーム工事完了を促進した結果、高水準の入居率(2025年5月末現在98.3%)を維持することができた。リフォームカンパニーにおいては、オーナーのアパート資産の長寿化を目的として、一定条件のもと、築20年目以降もさらに10年間にわたり建物の主要構造部及び防水メンテナンスの保証期間が延長できる再延長保証制度を活用し、受注活動に取り組んでいる。また補修工事を1つの業者にまとめて発注する一括施工発注から、工事の種類ごとにそれぞれ異なる専門業者に発注する分離施工発注への切替え促進による施工原価の低減とともに、リフォーム施工体制の強化に向けた取り組みを推進した。
2026年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の258.88億円、営業利益が同11.9%増の22.58億円、経常利益が同10.8%増の22.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%増の15.27億円とする期初計画を据え置いている。
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