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ファブリカ Research Memo(6):2025年3月期は一過性要因が重なり利益項目は苦戦(2)

*12:06JST ファブリカ Research Memo(6):2025年3月期は一過性要因が重なり利益項目は苦戦(2)
■ファブリカホールディングス<4193>の業績動向

2. 財務状況と経営指標
2025年3月期末における資産合計は前期末比75百万円増加の5,379百万円となった。主な要因は、現金及び預金の増加などに伴い流動資産が321百万円、有形固定資産が129百万円、ソフトウェア開発に伴い無形固定資産が33百万円増加したことによるものである。一方、負債合計は同9百万円増加の1,715百万円とほぼ変わらずとなった。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加などにより流動負債が80百万円増加し、長期借入金の減少などにより固定負債が71百万円減少したことによるものである。純資産合計は同66百万円増加の3,663百万円となった。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益331百万円の計上に伴う利益剰余金の増加によるものである。

自己資本比率は67.6%(前期末は67.5%)、2025年3月期の自己資本当期純利益率は9.2%(同19.9%)となった。財務の安定性は高く、今後も順調な業績拡大に伴い自己資本比率の上昇が続くことが見込まれる。

3. キャッシュ・フロー
(1) 営業活動におけるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,057百万円の収入(前期は602百万円の収入)となった。税金等調整前当期純利益808百万円、減価償却費150百万円、貸倒引当金の増加79百万円、減損損失58百万円などがあったことによるものである。

(2) 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、196百万円の支出(前期は451百万円の支出)となった。有形固定資産の取得による支出211百万円、無形固定資産の取得による支出169百万円、投資有価証券の取得による支出165百万円などによるものである。

(3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、495百万円の支出(前期は204百万円の支出)となった。長期借入金の返済による支出112百万円、自己株式の取得による支出136百万円、配当金の支払額195百万円などによるものである。

(4) 現金及び現金同等物の期末残高
期末における現金及び現金同等物の残高は2,625百万円となり、前期末の2,259百万円から365百万円の増加(前期は53百万円の減少)となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 星 匠)



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