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アーバネットコーポレーション---25年6月期増収増益、期初の業績予想を上回って着地
2025/08/08 10:57
*10:57JST アーバネットコーポレーション---25年6月期増収増益、期初の業績予想を上回って着地
アーバネットコーポレーション<3242>は7日、2025年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比21.3%増の339.33億円、営業利益が同27.7%増の34.81億円、経常利益が同14.9%増の27.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の18.50億円となった。
不動産事業の売上高は前期比21.4%増の336.95億円、セグメント利益は同29.6%増の50.19億円となった。このうち、不動産開発販売については、都市型賃貸マンション12棟607戸及び戸建・テラスハウス分譲等43戸並びに用地9件の売却等により売上高は同18.6%増の321.55億円となった。都市型賃貸マンション開発については、棟数・戸数ともに期初予定以上の売上を計上することができたが、この要因は主に、同社グループが施工業者と長期的な信頼関係を構築できており、綿密な協議等を重ねることで工程管理を徹底した結果、当期に予定していた全てのプロジェクトを完工できたためとしている。加えて、不動産市場において同社グループの開発する都市型賃貸マンションに対する評価が、ますます高まっていることを背景に、物件ごとの販売戦略を明確化し、利益の極大化に努めた結果、期初に計上を予定していなかった1棟52戸の販売用不動産が当年度の計上となった。また、戸建・テラスハウス分譲等については、ケーナインが、東京23区南西部や川崎市・横浜市等において売上計上し、自社施工の高品質住宅を適正な価格で販売した。不動産仕入販売については、中古賃貸マンションの買取再販(1棟)により、売上高は7.27億円(前年度は中古分譲マンション1戸0.46億円)となった。その他不動産事業については、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は同38.6%増の8.11億円となった。
ホテル事業については、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は同9.2%増の2.38億円、セグメント利益は同46.8%増の0.45億円となった。国内旅行需要の回復及びインバウンドの増加等を背景に、前年度に比べて客室単価及び客室稼働率が上昇した。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.2%増の370.44億円、営業利益が同4.1%増の36.23億円、経常利益が同2.2%増の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の19.00億円を見込んでいる。
また、2025年3月期の期末配当金について、直近の配当予想より1株当たり1.00円増配し、1株当たり12.00円とし、実施済みの中間配当金10.00円と合わせ、1株当たり年間配当金は22.00円とすることを発表した。
<NH>
アーバネットコーポレーション<3242>は7日、2025年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比21.3%増の339.33億円、営業利益が同27.7%増の34.81億円、経常利益が同14.9%増の27.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の18.50億円となった。
不動産事業の売上高は前期比21.4%増の336.95億円、セグメント利益は同29.6%増の50.19億円となった。このうち、不動産開発販売については、都市型賃貸マンション12棟607戸及び戸建・テラスハウス分譲等43戸並びに用地9件の売却等により売上高は同18.6%増の321.55億円となった。都市型賃貸マンション開発については、棟数・戸数ともに期初予定以上の売上を計上することができたが、この要因は主に、同社グループが施工業者と長期的な信頼関係を構築できており、綿密な協議等を重ねることで工程管理を徹底した結果、当期に予定していた全てのプロジェクトを完工できたためとしている。加えて、不動産市場において同社グループの開発する都市型賃貸マンションに対する評価が、ますます高まっていることを背景に、物件ごとの販売戦略を明確化し、利益の極大化に努めた結果、期初に計上を予定していなかった1棟52戸の販売用不動産が当年度の計上となった。また、戸建・テラスハウス分譲等については、ケーナインが、東京23区南西部や川崎市・横浜市等において売上計上し、自社施工の高品質住宅を適正な価格で販売した。不動産仕入販売については、中古賃貸マンションの買取再販(1棟)により、売上高は7.27億円(前年度は中古分譲マンション1戸0.46億円)となった。その他不動産事業については、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は同38.6%増の8.11億円となった。
ホテル事業については、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は同9.2%増の2.38億円、セグメント利益は同46.8%増の0.45億円となった。国内旅行需要の回復及びインバウンドの増加等を背景に、前年度に比べて客室単価及び客室稼働率が上昇した。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.2%増の370.44億円、営業利益が同4.1%増の36.23億円、経常利益が同2.2%増の28.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の19.00億円を見込んでいる。
また、2025年3月期の期末配当金について、直近の配当予想より1株当たり1.00円増配し、1株当たり12.00円とし、実施済みの中間配当金10.00円と合わせ、1株当たり年間配当金は22.00円とすることを発表した。
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