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ローランド---2Qは最終利益が増収、クリエーション関連機器&サービス・映像音響機器は増収に

*15:16JST ローランド---2Qは最終利益が増収、クリエーション関連機器&サービス・映像音響機器は増収に
ローランド<7944>は7日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.9%減の458.06億円、営業利益が同13.6%減の38.25億円、経常利益が同3.3%減の36.87億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同5.9%増の39.14億円となった。
なお、為替影響を除くと売上高は同0.9%増、営業利益は同7.1%増と増収・増益となった。

鍵盤楽器の売上高は117.83億円(前年同期比0.1%減)となった。電子ピアノは、苦戦が継続していた中国で徐々に回復の動きが見られた。その他の主要地域においても、低価格帯を中心に販売は回復傾向となり堅調に推移した。ポータブルキーボードは、前期及び今期投入の新製品効果により、堅調に推移した。

管打楽器の売上高は133.78億円(同3.6%減)となった。電子ドラムは、昨年発売した大型新製品の需要が大変好調に推移した。アコースティックドラムでは、米国関税政策による生産影響等により在庫切れが発生し、セルインは想定を下回った。電子管楽器は、中国を中心に需要減少、競争激化の影響を受け苦戦した

ギター関連機器の売上高は114.89億円(同4.4%減)となった。ギターエフェクターは、当第1四半期に発生した在庫切れも概ね解消し、順調に推移した。楽器用アンプは、前年第2四半期に主力機種をモデルチェンジしたことによる反動減があったが、最終需要は堅調に推移した。

クリエーション関連機器&サービスの売上高は61.19億円(同4.0%増)となった。シンセサイザーは、前期また今期に投入した新製品群が貢献し大変好調に推移した。ダンス&DJ関連製品では、前期の限定モデル発売の反動減、既存製品の需要減少等により低調に推移した。ソフトウエア/サービス分野では、Roland Cloudにおいて、ユーザーのLTV(ライフタイムバリュー)を高めるためのコンテンツやサービスの提供を継続的に行い、会員数は引き続き増加した。

映像音響機器の売上高は16.45億円(同3.8%増)となった。ビデオ関連製品は、前期投入の新製品効果に加え、設備需要が徐々に回復し好調に推移した。

2025年12月期通期については、売上高が前期比2.5%減~1.5%増の969.00~1,009.00億円、営業利益が同18.6%減~1.5%増の81.00~101.00億円、経常利益が同8.5%減~15.3%増の77.00~97.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.6%減~20.5%増の57.00~72.00億円とする5月13日発表の修正計画を据え置いている。



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