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児玉化学工業---1Qは大幅増収、負ののれん発生益の計上などが最終利益を大きく押し上げ

*10:18JST 児玉化学工業---1Qは大幅増収、負ののれん発生益の計上などが最終利益を大きく押し上げ
児玉化学工業<4222>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比420.7%増の200.87億円、営業利益が4.27億円(前年同期は0.10億円の利益)、経常利益が0.07億円(同0.07億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が223.84億円(同0.83億円の損失)となった。保有する投資有価証券の一部を売却したことによる投資有価証券売却益及びメプロホールディングスの子会社化に伴う負ののれん発生益を計上が最終利益を大きく押し上げた。

樹脂成形事業の売上高は40.75億円、セグメント利益は2.51億円となった。自動車産業向けでは、業界全体では米国の関税措置による混乱がみられたが、同社の主要製品は全世界向けのグローバルモデルや国内向けであるため当社への影響はほぼなく、旺盛な国内需要もあって好調に推移した。アミューズメント向けでは、新型機発売効果に伴うゲームソフトパッケージの販売増が寄与し好調に推移した。

鋳鍛造事業の売上高は120.44億円、セグメント利益は3.48億円となった。米国の関税措置による混乱が一部にみられたものの、タイにおいて二輪向けの販売が好調に推移したことなどがあった。

粉末冶金事業の売上高は39.67億円、セグメント損失は0.53億円となった。4月、5月に発生した在庫調整等の影響で販売減となった。6月からは販売が持ち直すとともに、生産性改善や価格転嫁を進め収益性の一段の向上を積み上げたが、4月、5月の影響を十分に挽回することができなかった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比373.4%増の750.00億円、営業利益が同638.8%増の12.00億円、経常利益が同564.9%増の6.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が200.00億円とする期初計画を据え置いている。



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