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NCD---1Q増収、全てのセグメントで売上高が増加

*10:22JST NCD---1Q増収、全てのセグメントで売上高が増加
NCD<4783>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.7%増の72.91億円、営業利益が同24.2%減の3.70億円、経常利益が同25.7%減の3.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.3%減の2.30億円となった。

システム開発事業の売上高は前年同期比1.8%増の30.34億円、セグメント利益は同2.8%減の3.88億円となった。保険会社向けアプリケーション保守の拡大や、金融業へのクラウド型ワークフローシステムの導入、建設業におけるアプリケーション保守の獲得など、堅調に推移しているものの、複数の大型案件が前期で終了したことや、一部顧客からの戦略的撤退を実施していることから、売上高は前年並みとなった。利益面においては、顧客への価格交渉の効果が現われているが、従業員の賃上げや外注先からの労務費の転嫁要請に適切に対応していることなどからコストが増加し、前年同期比で減益となった。

サポート&サービス事業の売上高は同4.2%増の23.30億円、セグメント利益は同7.3%減の1.76億円となった。製造業におけるPCのセキュリティ運用業務を受注したことや、小売業のサポートデスク、保険会社のネットワーク構築等を受注したことにより、前年同期比で増収となった。利益面においては、システム開発事業と同様、人件費の増加や外部要員費の上昇および子会社における案件取り込み時期の遅れなどにより、減益となった。

パーキングシステム事業の売上高は同5.9%増の19.17億円、セグメント利益は同5.4%減の3.92億円となった。複数の再開発案件の受注により、機器販売は大型案件を獲得した前年と同水準となった。また、駐輪場利用料収入も堅調に推移している。一方で、利益面においては、料金改定により自営駐輪場の採算性は向上しているものの、通信事業者のサービス終了に伴うネットワーク回線変更や新紙幣対応によるコスト、次世代駐輪場開発への投資などにより、前年同期比で減益となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.3%増の320.00億円、営業利益が同6.8%増の30.00億円、経常利益が同5.2%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.3%増の19.50億円とする期初計画を据え置いている。
連結配当性向については、5月に配当方針の見直しを発表し、連結配当性向50%以上が適用される(前年度は30%以上)。



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