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バルテス・ホールディングス---1Q増収・各段階利益は黒字化、ソフトウェアテスト事業が好調に推移

*11:03JST バルテス・ホールディングス---1Q増収・各段階利益は黒字化、ソフトウェアテスト事業が好調に推移
バルテス・ホールディングス<4442>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比12.7%増の27.48億円、営業利益は0.99億円(前年同期は0.03億円の損失)、経常利益は0.96億円(同0.01億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は0.53億円(同0.08億円の損失)となった。

ソフトウェアテスト事業の売上高は前年同期比12.3%増の23.62億円、セグメント利益は同51.2%増の1.37億円となった。近年、金融業界を中心としたエンタープライズ系領域の受注が拡大したほか、PMO(Project Management Office)・QMO(Quality Management Office)として上流工程への関与や大型マイグレーション案件への参画が増加したことにより、案件の大型化が進み、事業は順調に拡大している。一方でPM層/ハイレイヤー及び営業人員の不足を、事業成長を阻害するボトルネックとして特定し、これらの解消に向けた採用施策の強化を推進してきた。当第1四半期においては、これらボトルネックの解消に向けた施策を継続的に推し進めた結果、売上高は堅調に推移した。また、案件に関わるエンジニアの管理体制の強化による売上総利益率の改善等、事業効率化に注力した結果、セグメント利益は増益となった。

開発事業の売上高は同11.8%増の3.32億円、セグメント損失は0.09億円(前年同期は0.71億円の損失)となった。既存子会社業績が順調に推移したことに加え、前下半期よりタビュラが新たにグループインした影響もあり、売上高は伸長した。一方で利益に関しては、不採算案件が発生した前年同期と比較すると大幅に改善するも、第1四半期は新規採用による採用及び教育コストが増加する季節要因もあり黒字化できなかった。

セキュリティ事業の売上高は同43.2%増の0.53億円、セグメント損失は291千円(同0.04億円の損失)となった。業績は堅調に推移した。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.2%増の120.00億円、営業利益が同30.9%減の6.50億円、経常利益が同31.5%減の6.47億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.8%減の3.90億円とする期初計画を据え置いている。



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