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CGSホールディングス---2Qは2ケタ増収・大幅増益、通期予想の最終利益を上方修正

*18:58JST CGSホールディングス---2Qは2ケタ増収・大幅増益、通期予想の最終利益を上方修正
CGSホールディングス<6633>は8日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比22.9%増の22.50億円、営業利益が同255.9%増の1.95億円、経常利益が同162.8%増の2.26億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同386.8%増の1.91億円となった。

CAD/CAMシステム等事業の売上高は18.11億円(前年同期比5.9%増)、セグメント利益は1.26億円(前年同期比30.8%増)となった。主な利用先である自動車向け金型・部品製造業において中小企業を中心にEV化の方向性の不透明感および米国の関税政策等への不安感から設備投資に対する慎重姿勢が続き、製品販売に影響を受けたものの、部品加工市場向けCAD/CAMシステムおよび金型・部品製造業向け生産管理システムの販売強化に加え、一部既存OEM先へのライセンス売上等も貢献し、総じて製品販売は堅調に推移した。一方海外における製品販売は、大型案件が寄与したベトナムでは売上が伸長したが、タイ・インドネシアで伸び悩んだほか、中国においては主要顧客となる日系企業の設備投資抑制により低調に推移した。また、保守売上は、既存顧客に対する充実したサポートを提供することにより、引き続き高い保守更新率を維持し、国内海外ともに堅調に推移した。

金型製造事業の売上高は4.39億円(前年同期比262.3%増)、セグメント利益は0.68億円(前年同期は0.42億円の損失)となった。同社の金型製造子会社が拠点を置く北米の自動車業界では、米国の政策動向等、一部不安定要素の影響を受け、金型市場においては計画されていたプロジェクトの延期・中止も見られた。しかし2024年下期の受注動向が堅調であったことに加え、顧客都合により納品が延期となっていた案件が当第2四半期において納品されたことなどが収益に大きく影響した。

2025年12月期通期の連結業績予想については、同日、組織再編に伴う法人税等調整額の減少による親会社株主に帰属する当期純利益の上方修正を発表し、前期比111.4%増(前回予想比28.4%増)の2.57億円とした。なお売上高は前期比18.9%増の46.68億円、営業利益は同111.1%増の3.34億円、経常利益は同69.7%増の3.74億円と、それぞれ前回予想を据え置いている。



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2025/09/09 15:30 現在

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