フィスコニュース


ミダックHD Research Memo(6):2026年3月期増収増益・連続過去最高予想

*13:06JST ミダックHD Research Memo(6):2026年3月期増収増益・連続過去最高予想
■ミダックホールディングス<6564>の今後の見通し

● 2026年3月期連結業績予想の概要
2026年3月期の連結業績予想は売上高が前期比6.5%増の11,617百万円、営業利益が同5.7%増の4,792百万円、経常利益が同5.6%増の4,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.4%増の2,930百万円としている。増収増益・過去最高予想で、収益拡大基調である。奥山の杜クリーンセンターにおける廃棄物受託量増加がけん引する。売上総利益率については最終処分の構成比上昇などで同0.6ポイント上昇を見込むが、販管費比率が人件費の増加等により同0.9ポイント上昇する見込みだ。この結果、営業利益率は同0.4ポイント低下して41.2%の計画としている。設備投資額は同4,470百万円増の7,950百万円、償却費(減価償却費+のれん償却費)は同32百万円減の947百万円の計画である。新規廃棄物処理施設の開発投資(奥山の杜クリーンセンター第2-4期工事等)のほか、新規水処理施設(都田テクノプラント)や既存最終処分場への設備投資を見込んでいる。2025年4月に連結子会社化した大平興産の業績への影響については精査中だが、今後の公正価値による評価の見込みとして、資産の再評価を予定しているため特別利益の発生を現時点では見込んでいない。

なお半期別に見ると、上期は売上高が5,547百万円、営業利益が2,020百万円、経常利益が1,974百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が1,188百万円、下期は売上高が6,070百万円、営業利益が2,772百万円、経常利益が2,726百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が1,742百万円の見込みとしている。稼働日数の関係で第2四半期の構成比が低い季節要因があるため下期偏重の計画である。2026年3月期はフレンドサニタリーの通期連結効果が一巡するため前期に比べて伸び率が鈍化するものの、高収益の最終処分において廃棄物受託量が奥山の杜クリーンセンターを中心に増加基調であること、焼却処理施設の前期の大規模定期修繕の影響が一巡することなどを勘案すれば、引き続き好業績が期待できると弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)



<HN>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/09/09 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,296 銘柄
1,894 銘柄   売り
 
 
 
7203 トヨタ自動車 買い転換
6758 ソニーG 買い転換
7974 任天堂 買い転換
9432 NTT 買い転換
8035 東京エレクトロン 買い転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS