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株式会社LIFULL×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)

*15:37JST 株式会社LIFULL×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)
LIFULL<2120>

●DAIBOUCHOU
そうですね。投資家の立場からすると、社長も同じ船に乗ってくださるという点は非常に心強いです。
金額に換算すると、現在の株価で約3億円に相当します。これは相当な覚悟だと思います。ちなみに、今回の取得はストックオプションではなく、現金で購入されたものです。

■LIFULL 伊東様
はい、市場で購入させていただきました。

●DAIBOUCHOU
なるほど、すごいですね。やはりこれは、今後の成長に自信があることの表れとも言えるのでしょうか。

■LIFULL 伊東様
そうですね。137万株という数字は少し中途半端に聞こえるかもしれません。しかし、もともと保有していた株式と合わせると、現在の株主名簿においてトップ10に入る水準となります。
また、個人株主としては、創業者の井上に次いで2位の位置づけになる規模です。その水準に達するのが、ちょうど137万株という株数でしたので、そこを目指して購入したという背景があります。

●DAIBOUCHOU
次に、プライム市場の上場維持基準についてお伺いします。流通株式時価総額は100億円以上である必要がありますが、その株価対策についてはどのように検討されているのでしょうか。

■LIFULL 伊東様
繰り返しになりますが、8月13日の決算において配当予想を公表いたしました。第2四半期時点での発表では、配当性向を25%から30%へ引き上げ、さらに創業30周年記念として1円の記念配当を加えています。その結果、決算発表以降は株価も一定の好感をいただき、ご支持を得られていると感じています。
また、8月13日の決算以降、株価は上昇傾向にあり、上場維持基準である流通株式時価総額100億円についても、現状では超えていると認識しています。ただし、投資家の皆様からの期待はさらに高い水準にあると理解していますので、今後もその期待に応えられるよう、取り組んでまいります。

●DAIBOUCHOU
現在の株価水準であれば、十分に余裕を持って流通株式時価総額100億円を超えており、プライム市場の上場維持はほぼ確実な状況といえるかと思います。
さらに、PBRも1倍を超えてきましたが、今後は株価を一段と押し上げ、より高い水準へと持っていきたい、そういうお考えでしょうか。

■LIFULL 伊東様
まずは、皆さまにこの種のご心配をおかけしないような水準まで、しっかりと数字を持っていきたいと考えております。

●DAIBOUCHOU
お話を伺っていると、御社はAIにかなり力を入れて取り組まれている印象を受けます。不動産業界全体を見ますと、まだDXが十分に進んでいない部分もあると思いますが、そうした不動産業者の方々に向けたDX支援や、社内システムの強化といった取り組み・アプローチもされているのでしょうか。

■LIFULL 伊東様
現在、すでにさまざまなプロジェクトが進行しております。ただし、まだIR上で公表していない情報もありますので、この場では詳細をお伝えできませんが、まさにご指摘のような取り組みも今後の計画に盛り込んでいく予定です。ぜひご期待いただければと思います。

●DAIBOUCHOU
御社のDXパートナーシップの中では、ハウスコムさんをはじめ、不動産業者の方々との提携も進められていますので、そうした取り組みとうまく連携しながら、AIを活用した不動産業向けのサービス──例えば最近注目されているサブスク型の業務ソフトや、オンライン内見・オンライン契約といった領域も、非常に注目して良いのではないかと感じています。

■LIFULL 伊東様
ありがとうございます。補足を一点させていただきますと、本当にこの2〜3年で潮目が変わってきたと感じています。私自身、現場にも訪問しているのですが、不動産業界も他の業種同様に人手不足が非常に進んできています。経営者の皆様からも「採用がなかなか進まない」といった声が多く、AI活用やDX化、さらには業務効率化への関心や注目度が大きく高まっている状況です。
実際、我々が各社様と連携してリリースを出すと、問い合わせが大幅に増えているのも事実です。それほど採用が厳しくなっている一方で、不動産投資への関心や投資家の熱は高まっているため、対応が追いつかない、営業で処理しきれないといった課題が顕在化しています。
こうした状況に対して、AIを活用した支援の仕組みやサービスを今後も検討・開発し、提供していきたいと考えています。

●DAIBOUCHOU
そうですね。実際、日本人の不動産への関心が高まる中で、それに対応するためには人員が必要になります。しかし、人手不足が進むと、その解決策としてDXやAIの導入が求められ、結果としてツールやサービスの開発・商品化につながっていく。この流れは非常に自然だと思います。
今後の御社の成長にも大いに注目させていただきます。

■終わりのあいさつ
▲フィスコ 高井
伊東様、DAIBOUCHOU様、本日はありがとうございました。
最後に、伊東様とDAIBOUCHOU様からご挨拶をいただきたいと思います。
それでは、まず伊東様、お願いいたします。

■LIFULL 伊東様
改めまして、本日は対談の機会をいただき、誠にありがとうございました。また、さまざまなご質問をいただき感謝申し上げます。
LIFULLは1年半前に私が社長に就任し、海外事業のリストラクチャリングを経て、さらなる成長を目指して社内も活気づいております。加えて、AI活用を得意とするエンジニアが多数在籍しており、今後の成長に向けた取り組みも進めております。ぜひ、今後のLIFULLの成長にご期待いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

▲フィスコ 高井
ありがとうございます。
DAIBOUCHOU様、本日の対談はいかがでしたでしょうか。

●DAIBOUCHOU
御社には、約15年前に投資した経験があります。その後、業績が不安定になったり赤字になったり、海外事業や住居以外の事業に展開したりと、不安定な時期もあったため、一度保有をやめたこともありました。しかし最近では、不動産の中でも住居領域に集中し、付随する事業にも注力することで、安定かつ高い成長を実現し、利益率や収益性も高めていこうという動きが鮮明になっています。今日の対談を通じて、今後は安定的な成長とV字回復が期待できる雰囲気を感じることができ、大変良い印象を持ちました。本日はありがとうございました。

▲フィスコ 高井
ありがとうございました。これにて対談は終了とさせていただきます。皆様、ご視聴いただき誠にありがとうございました。



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