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サンフロ不動産 Research Memo(5):大型物件の売却が業績をけん引し、大幅増収増益(1)

*14:05JST サンフロ不動産 Research Memo(5):大型物件の売却が業績をけん引し、大幅増収増益(1)
■業績動向

1. 2026年3月期第1四半期の業績概要
サンフロンティア不動産<8934>の2026年3月期第1四半期の業績は、売上高27,319百万円(前年同期比74.2%増)、営業利益6,021百万円(同112.4%増)、経常利益5,783百万円(同111.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3,978百万円(同111.8%増)となった。前年同期に比して大幅な増収増益となり、通期業績予想に対して順調な滑り出しを見せた。

不動産再生事業における大型物件の売却が業績をけん引しており、中間期以降の販売計画も順調に進捗している。物件仕入については、前期中に契約済みの案件の決済を進めつつ、中期経営計画の達成に向けて今期分を前倒しで積み上げている形である。不動産サービス事業についても、仲介事業、プロパティマネジメント事業、貸会議室事業をはじめとした各事業が着実に拡大し、2026年3月期第1四半期も過去最高の業績を記録した。また、ホテル・観光事業のうちホテル運営事業では、インバウンド需要を的確に捉えた結果、客室単価と稼働率の両面で改善し、収益性が向上した。今後も新規開業に加え、M&Aによる運営室数の拡大が予定されており、成長戦略が具現化しつつある。ホテル開発事業に関しては、今期中の開業が予定される新築2棟の建設工事が順調に進んでおり、加えて下半期に予定されているホテル物件の売却による収益貢献が見込まれる。

2026年3月期第1四半期は、対前期からの反動増はあるものの非常に順調であり、通期予想に対してオン・トラックで進捗している。全体として不動産再生事業、不動産サービス事業、ホテル・観光事業の三本柱がバランス良く成長しており、2026年3月期通期業績に対してポジティブなスタートを切ったと評価できる。外部環境の変化に柔軟に対応しながらも、高い予実管理能力と組織的な実行力が継続的に発揮されており、中間期以降の売却計画も着実に進捗していることから、通期業績目標の達成に向けた更なる成長が大きく期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)




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