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アクシス Research Memo(8):今期は9円増配予定、配当性向目標35%に対しては1年前倒しで還元実施
2025/09/30 11:08
*11:08JST アクシス Research Memo(8):今期は9円増配予定、配当性向目標35%に対しては1年前倒しで還元実施
■アクシス<4012>の株主還元策等
1. 株主還元策
2025年12月期は前期より9.0円増額の45.0円(配当性向30.2%)となる見込み。同社は、成長への投資を行いつつ、株主還元も重視し、安定した配当を実施する方針である。配当性向については、業績の推移を見据えつつ、毎期5%程度ずつ段階的に引き上げ、2027年に35%以上を目指す計画であったが、業績が好調であったことから1年前倒しペースで配当性向を引き上げている。
同社は2025年8月7日に累進配当の導入を発表している。累進配当においては、原則として減配せず、配当の維持もしくは増配を行うこととなる。一時的な業績変動に左右されることなく、今後も継続して株主への積極的な利益還元を行うことを明確にするために導入した。配当政策に対するコミットメントを強めたものになるが、株価のダウンサイドに対するサポート材料になるものと考える。
2. サステナビリティ活動(eスポーツ)
同社は、サステナビリティ活動の一環として、eスポーツの発展に寄与する目的からプロeスポーツチーム「VARREL」とスポンサー契約を結んでいる。同社の主力となるITエンジニアとeスポーツとの親和性から、会社の認知度向上が期待されている。
また、若年層、特にデジタルネイティブ世代への企業認知度を向上させ、IT業界で激化する人材獲得競争において採用力を強化する狙いもある。足元では潜在層からの反響も徐々に増えてきているようで、今後もeスポーツの発展を通じ、同社のブランド力向上や採用強化につながっていくことが期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦 健太郎)
<HN>
■アクシス<4012>の株主還元策等
1. 株主還元策
2025年12月期は前期より9.0円増額の45.0円(配当性向30.2%)となる見込み。同社は、成長への投資を行いつつ、株主還元も重視し、安定した配当を実施する方針である。配当性向については、業績の推移を見据えつつ、毎期5%程度ずつ段階的に引き上げ、2027年に35%以上を目指す計画であったが、業績が好調であったことから1年前倒しペースで配当性向を引き上げている。
同社は2025年8月7日に累進配当の導入を発表している。累進配当においては、原則として減配せず、配当の維持もしくは増配を行うこととなる。一時的な業績変動に左右されることなく、今後も継続して株主への積極的な利益還元を行うことを明確にするために導入した。配当政策に対するコミットメントを強めたものになるが、株価のダウンサイドに対するサポート材料になるものと考える。
2. サステナビリティ活動(eスポーツ)
同社は、サステナビリティ活動の一環として、eスポーツの発展に寄与する目的からプロeスポーツチーム「VARREL」とスポンサー契約を結んでいる。同社の主力となるITエンジニアとeスポーツとの親和性から、会社の認知度向上が期待されている。
また、若年層、特にデジタルネイティブ世代への企業認知度を向上させ、IT業界で激化する人材獲得競争において採用力を強化する狙いもある。足元では潜在層からの反響も徐々に増えてきているようで、今後もeスポーツの発展を通じ、同社のブランド力向上や採用強化につながっていくことが期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦 健太郎)
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