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日本BS放送---25年8月期は放送事業に加えて様々な施策に注力

*16:51JST 日本BS放送---25年8月期は放送事業に加えて様々な施策に注力
日本BS放送<9414>は9日、2025年8月期連結決算を発表した。売上高が前期比3.5%減の118.12億円、営業利益が同7.3%減の19.32億円、経常利益が同5.3%減の19.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.6%減の13.45億円となった。

放送事業収入は前期比3.2%減の101.93億円となった。公営競技や持込番組のセールスが好調に推移したタイム収入は、前期比1.3%減と前年水準を維持した一方、スポット収入は、復調の気配があるものの市況低迷が続いていることで、前期比10.2%減となった。番組施策では、歌謡&トーク番組『鶴瓶のええ歌やなぁ』や本格園芸番組『黒谷友香、お庭つくります』をレギュラー番組として開始したほか、日中帯を中心としたドラマコンテンツの見直しも行い、BS視聴者層により人気のあるコンテンツや話題性の高い大型ドラマコンテンツの編成を行った。また、今期も毎クール、製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組約40タイトルの放送を行うなど、幅広いアニメファンのニーズに応えられるような編成にも引き続き取り組んだ。

その他事業収入は同5.3%減の16.19億円となった。個別では、配信コンテンツのラインアップ強化や、独自のオリジナル動画配信サイトBS11+の会員プランの拡充等により配信事業収入が好調に推移したほか、放送や配信、イベントを起点としたコンテンツのマルチユースの取組みを強化したことで増収となったが、子会社において、出版書籍が課題図書に選出された前期からの反動減により減収となったことで、連結では減収での着地となった。

費用では、日中帯のドラマコンテンツの強化により番組購入費が増加したが、費用の期ズレや前年放送した番組の制作費分の減少により番組制作費が減少したほか、2023年4月に実施したスタジオ設備更新の減価償却の負担が軽減したことで、売上原価は減少した。一方、販管部門では、番組認知・局認知の拡大を目的として宣伝施策を強化したことで、広告宣伝費を中心に費用が増加した。

2026年8月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比6.5%増の125.76億円、営業利益が同6.6%減の18.04億円、経常利益が同4.9%減の18.88億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.9%減の13.06億円を見込んでいる。



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