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クオールホールディングス---2Q増収・純利益大幅増、製薬事業の売上高・利益が順調に推移

*14:57JST クオールホールディングス---2Q増収・純利益大幅増、製薬事業の売上高・利益が順調に推移
クオールホールディングス<3034>は7日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.0%増の1,422.30億円、営業利益が同17.8%増の71.82億円、経常利益が同16.7%増の72.57億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同192.7%増の35.47億円となった。

薬局事業の売上高は前年同期比3.2%増の867.34億円、営業利益は同4.3%減の40.52億円となった。当中間連結会計期間において、出店状況は、新規出店により6店舗増加した一方、閉店により13店舗減少した結果、店舗数は941店舗となった。2025年10月には、在宅調剤に積極的に取り組んでいる横浜薬業サービスの株式を取得した。業績については、医療DX推進体制整備加算の取得等が進んだことや、後発医薬品の使用割合が増加したことにより、技術料単価が上昇している。一方で、処方期間の長期化等により受付回数が減少している。また、昨今の物価上昇の状況に対応するために給与を増額したことにより、人件費が増加した。

BPO事業の売上高は同4.4%増の70.53億円、営業利益は同8.0%増の10.02億円となった。CSO事業については、派遣MRを活用する企業数が増加しており、企業からの需要に適切に対応した結果、派遣数が増加した。また、医薬品や食品等の開発業務の受託を行うCRO事業は、食品試験を中心とした受注の増加により拡大していくとしている。紹介派遣事業は、薬剤師の紹介派遣に関して、社員の採用を前期に強化したことにより、社員数の増加に伴い成約件数が増加した一方、人件費や広告宣伝費等の固定費が増加した。出版関連事業については、製薬メーカーや医療団体の講演会運営等を行うコンベンション事業や、製薬メーカーの制作物等が各種規制を遵守していることを検証するコンプライアンスサービス事業等が拡大している。

製薬事業の売上高は同42.7%増の484.43億円、営業利益は同47.4%増の40.42億円となった。業績については、2024年12月に発売したAG製品3成分7品目が大きく寄与し、更なる市場シェア拡大を目指している。また、2025年12月には、第一三共エスファにおいて、前立腺癌治療剤「アビラテロン酢酸エステル錠(先発品名ザイティガ(R)錠)」の発売を予定している。藤永製薬においては、第一三共エスファとの連携も視野に入れ、医薬品の品目数増加に向けた準備を進めている。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増の2,800.00億円、営業利益が同15.1%増の155.00億円、経常利益が同12.8%増の156.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.5%増の70.00億円とする期初計画を据え置いている。



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