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タナベコンサルティンググループ---2Qは2ケタ増収増益、売上高および各段階利益が過去最高を更新
2025/11/11 19:34
*19:34JST タナベコンサルティンググループ---2Qは2ケタ増収増益、売上高および各段階利益が過去最高を更新
タナベコンサルティンググループ<9644>は10日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.9%増の76.56億円、営業利益が同19.8%増の9.54億円、経常利益が同10.1%増の9.52億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同10.6%増の5.60億円となった。売上高および各段階利益ともに過去最高を更新した。
ストラテジー&ドメイン領域の売上高は前年同期比15.1%増の14.43億円となった。成長に向けたコンサルティングニーズが高く、「長期ビジョン・中期経営計画の策定・推進」「ビジネスモデルの変革」「新規事業開発」「グローバル戦略の策定/海外進出」「アライアンス戦略」等のテーマが好調であり、行政/公共案件も増加した。上場企業に対しては、「長期ビジョン・中期経営計画の策定・推進」「統合報告書の制作(ESG対応)」のテーマが伸長した。前年度に新たにグループに加わったSurpassのマーケティング・セールス領域のサービスも増収に寄与した。
デジタル・DX領域の売上高は同14.4%増の17.38億円となった。生産性向上やデータ利活用による新たな価値創造へのコンサルティングニーズが高く、「IT化構想・DXビジョンの策定」から「ERPシステムの導入・実装」、「DX戦略アドバイザリー」「AI実装」「マーケティングDX(デジタルマーケティング・セールスプロセス変革等)」「ブランディングDX(Webサイト・SNS)」「DX認定の取得」等のテーマが好調となった。上場企業に対しては、「デジタルマーケティング」「システムリプレイス/PMO支援」「サイバーセキュリティ対策」「セールスプロセス変革」のテーマが伸長した。様々なITテクノロジー企業とのアライアンス拡大に伴うプロフェッショナルDXサービスの開発や共同提案等が増加した。
HR領域の売上高は同26.7%増の16.77億円となった。経営戦略・事業ポートフォリオの見直しに伴う人材基盤の拡充や人材ポートフォリオの再構築、人的資本経営へのコンサルティングニーズが高く、「人事処遇制度の再構築」「企業内大学(アカデミー)設立」「人材育成(リスキリング含む)」「ジュニアボード(次世代経営チームの育成)」「女性活躍/DE&Iの推進」「EAP(従業員支援プログラム)」等のテーマが好調となった。上場企業に対しては、「経営者人材の育成」「サクセッションプラン」「役員報酬制度の構築」「HRBP」「コーポレートウェルビーイング」のテーマが伸長した。前年度に新たにグループに加わったSurpassの女性活躍/DE&I領域のサービス及び当中間連結会計期間に新たにグループに加わったピースマインドのコーポレートウェルビーイング領域のサービスも増収に寄与した。
ファイナンス・M&A領域の売上高は同12.3%増の12.36億円となった。企業価値向上や第三者承継も見据えた事業承継のコンサルティングニーズが高く、「企業価値ビジョン」「資本政策」「ホールディングス化・グループ経営」「海外M&Aを含むM&A一貫コンサルティング(戦略策定からFA、デューデリジェンス、PMIまでを一貫支援)」「事業承継」「IPO支援」等のテーマが好調となった。上場企業に対しては、「コーポレート・ガバナンスの強化」「内部統制システムの構築」「資本コストや株価を意識した経営の実現」「IR支援」のテーマが伸長した。
ブランド&PR領域の売上高は同7.3%増の13.91億円となった。パーパスやブランドの構築、グループブランディング等のコンサルティングニーズが高く、「ブランドビジョンの策定」「広報機能の立ち上げ(研修含む)」「メディアPR(Global PR Wire(海外向けプレスリリース配信サービス)や記者会見等)」「コンテンツマーケティング」「大阪・関西万博関連」等のコンサルティングテーマが好調となった。上場企業に対しては、「ブランド戦略」「戦略PR」「クリエイティブ・デザイン」「UI・UXデザイン」のテーマが伸長した。
2026年3月期通期については、売上高が前期比10.0%増の160.00億円、営業利益が同20.0%増の18.00億円、経常利益が同13.3%増の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.2%増の10.70億円とする5月26日に修正した連結業績予想を据え置いている。
<AK>
タナベコンサルティンググループ<9644>は10日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.9%増の76.56億円、営業利益が同19.8%増の9.54億円、経常利益が同10.1%増の9.52億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同10.6%増の5.60億円となった。売上高および各段階利益ともに過去最高を更新した。
ストラテジー&ドメイン領域の売上高は前年同期比15.1%増の14.43億円となった。成長に向けたコンサルティングニーズが高く、「長期ビジョン・中期経営計画の策定・推進」「ビジネスモデルの変革」「新規事業開発」「グローバル戦略の策定/海外進出」「アライアンス戦略」等のテーマが好調であり、行政/公共案件も増加した。上場企業に対しては、「長期ビジョン・中期経営計画の策定・推進」「統合報告書の制作(ESG対応)」のテーマが伸長した。前年度に新たにグループに加わったSurpassのマーケティング・セールス領域のサービスも増収に寄与した。
デジタル・DX領域の売上高は同14.4%増の17.38億円となった。生産性向上やデータ利活用による新たな価値創造へのコンサルティングニーズが高く、「IT化構想・DXビジョンの策定」から「ERPシステムの導入・実装」、「DX戦略アドバイザリー」「AI実装」「マーケティングDX(デジタルマーケティング・セールスプロセス変革等)」「ブランディングDX(Webサイト・SNS)」「DX認定の取得」等のテーマが好調となった。上場企業に対しては、「デジタルマーケティング」「システムリプレイス/PMO支援」「サイバーセキュリティ対策」「セールスプロセス変革」のテーマが伸長した。様々なITテクノロジー企業とのアライアンス拡大に伴うプロフェッショナルDXサービスの開発や共同提案等が増加した。
HR領域の売上高は同26.7%増の16.77億円となった。経営戦略・事業ポートフォリオの見直しに伴う人材基盤の拡充や人材ポートフォリオの再構築、人的資本経営へのコンサルティングニーズが高く、「人事処遇制度の再構築」「企業内大学(アカデミー)設立」「人材育成(リスキリング含む)」「ジュニアボード(次世代経営チームの育成)」「女性活躍/DE&Iの推進」「EAP(従業員支援プログラム)」等のテーマが好調となった。上場企業に対しては、「経営者人材の育成」「サクセッションプラン」「役員報酬制度の構築」「HRBP」「コーポレートウェルビーイング」のテーマが伸長した。前年度に新たにグループに加わったSurpassの女性活躍/DE&I領域のサービス及び当中間連結会計期間に新たにグループに加わったピースマインドのコーポレートウェルビーイング領域のサービスも増収に寄与した。
ファイナンス・M&A領域の売上高は同12.3%増の12.36億円となった。企業価値向上や第三者承継も見据えた事業承継のコンサルティングニーズが高く、「企業価値ビジョン」「資本政策」「ホールディングス化・グループ経営」「海外M&Aを含むM&A一貫コンサルティング(戦略策定からFA、デューデリジェンス、PMIまでを一貫支援)」「事業承継」「IPO支援」等のテーマが好調となった。上場企業に対しては、「コーポレート・ガバナンスの強化」「内部統制システムの構築」「資本コストや株価を意識した経営の実現」「IR支援」のテーマが伸長した。
ブランド&PR領域の売上高は同7.3%増の13.91億円となった。パーパスやブランドの構築、グループブランディング等のコンサルティングニーズが高く、「ブランドビジョンの策定」「広報機能の立ち上げ(研修含む)」「メディアPR(Global PR Wire(海外向けプレスリリース配信サービス)や記者会見等)」「コンテンツマーケティング」「大阪・関西万博関連」等のコンサルティングテーマが好調となった。上場企業に対しては、「ブランド戦略」「戦略PR」「クリエイティブ・デザイン」「UI・UXデザイン」のテーマが伸長した。
2026年3月期通期については、売上高が前期比10.0%増の160.00億円、営業利益が同20.0%増の18.00億円、経常利益が同13.3%増の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.2%増の10.70億円とする5月26日に修正した連結業績予想を据え置いている。
<AK>


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