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坪田ラボ---2Q事業が期初の想定に沿って着実に進展

*00:57JST 坪田ラボ---2Q事業が期初の想定に沿って着実に進展
坪田ラボ<4890>は11日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比78.9%減の1.02億円、営業損失が3.51億円(前年同期は0.69億円の利益)、経常損失が3.33億円(同0.65億円の利益)、中間純損失が3.33億円(同0.44億円の利益)となった。

研究開発においては、新たな知的財産の創出とパイプライン拡充を目的とした基礎研究に注力するとともに、国内外のパートナーとの共同研究開発体制を継続的に強化、推進した。近視領域では、ロート製薬<4527>との長期開発契約に基づく点眼薬「TLM-003」の第II相臨床試験が順調に進行中となっている。また、海外での第II相試験に向けた準備も着実に進行している。また、近視進行抑制を目的とした医療機器「TLG-001」の検証的臨床試験は順調に進捗し、9月27日に最終被験者の観察が完了(Last Patient Out: LPOを達成)した。ドライアイ領域のマイボーム腺機能不全を対象とした眼軟膏「TLM-001」について、マルホが第I相臨床試験を完了し、第II相臨床試験へと大きく前進した。この長期契約に基づくマイルストーン収入を得ている。これらの研究開発プロジェクトの進捗により“ポートフォリオ価値”向上に貢献している。
その他の眼科領域では、網膜色素変性症向け医療機器「TLG-020」の特定臨床試験に向けた準備が引き続き進行中となっている。女性疾患領域での臨床研究について、バイオレットライト技術を応用した月経不順治療機器「TLG-021」の臨床研究が9月18日にLPOを達成した。サーカディアンリズム調整を通じた新たな月経不順に対する新たな治療的アプローチの確立を目指している。これらの研究開発活動に基づく事業開発活動では、引き続き、脳疾患領域におけるバイオレットライト技術を応用した医療機器「TLG-005」および女性疾患領域の「TLG-021」について、国内外の複数企業との導出交渉を進めている。近視進行抑制医療機器「TLG-001」も、欧米市場を視野に複数の海外事業会社へのグローバルなライセンス交渉を継続している。また新たな医薬品パイプラインである「TLM-017」、「TLM-023」も、国際的パートナー候補との議論が進行中となっている。同社の強みを生かした事業ポートフォリオ拡大の一環として取得した化粧品製造販売業許可に基づき、新たな収益機会創出へ向けて、具体的な活動を推進している。これらの取り組みにより、当中間会計期間における同社の事業は期初の想定に沿って着実に進展し、今後の持続的な成長と企業価値向上の一層の向上に向けた基盤が強化された。

2026年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比3.2%増の14.00億円、営業利益が同15.1%減の2.00億円、経常利益が同21.9%減の2.20億円、当期純利益が同27.1%減の1.50億円とする期初計画を据え置いている。

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