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富士製薬工業---25年9月期は売上高・営業利益ともに過去最高を記録し、中期経営計画初年度は順調な滑り出し

*22:12JST 富士製薬工業---25年9月期は売上高・営業利益ともに過去最高を記録し、中期経営計画初年度は順調な滑り出し
富士製薬工業<4554>は11日、2025年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比12.0%増の516.77億円、営業利益が同28.6%増の49.90億円、経常利益が同0.3%増の44.59億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期に発生の一過性の投資有価証券の売却益がないこと等により同51.2%減の30.00億円となった。

同グループが経営理念である「成長」と「貢献」のサイクルをより一層循環させ、将来にわたって価値を生み出し続ける姿として、「長期ビジョン2035」を策定し、長期ビジョン2035を実現するために、これからの5年間で、「女性医療での貢献拡大」「バイオシミラー事業による貢献拡大」「グローバルCMO事業による収益貢献」「次の成長ドライバーの仕込み・見極め」の4つの成長戦略とそれを支える経営基盤の強化として「人財の強化」「組織機能の高度化」「デジタルの推進」の3つの施策を中期経営計画として進めている。

当年度の業績について、「女性医療」は、順調に推移し、その主なものは2024年12月に販売を開始した新薬の月経困難症治療薬アリッサ配合錠、天然型黄体ホルモン製剤エフメノカプセル100mg、経口避妊剤ファボワール錠となっている。「バイオシミラー」は、2024年5月に販売を開始した乾癬治療薬ウステキヌマブBS皮下注45mg「F」へ注力するとともに、2025年9月に3製品を新たに製造販売承認取得し、さらなるバイオシミラー事業拡大に向け歩みを進めている。「グローバルCMO」は、計画通り進捗している。その他の領域としては、主に2024年7月以降承継した3製品と前期に販売を開始したジェネリック3製品の伸長が貢献した。利益面については、売上高の増加に加え、販管費として人件費や減価償却費などが増加した一方、研究開発費は前連結累計期間に計上した新製品の契約一時金等が当連結累計期間は発生しなかったことにより、営業利益は増益となった。

2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.2%増の574.90億円、営業利益が同10.6%増の55.20億円、経常利益が同17.5%増の52.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.0%増の38.10億円を見込んでいる。



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