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ダイコク電機---改刷特需の反動で2Q減収なるも、通期連結業績予想の上方修正に加えて期末配当金の増配を発表

*20:27JST ダイコク電機---改刷特需の反動で2Q減収なるも、通期連結業績予想の上方修正に加えて期末配当金の増配を発表
ダイコク電機<6430>は14日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.0%減の303.72億円、営業利益が同23.3%減の69.85億円、経常利益が同23.0%減の70.38億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同23.7%減の47.36億円となった。

情報システム事業の売上高は前年同期比21.8%減の254.49億円、セグメント利益は同31.0%減の71.23億円となった。パチンコホール経営企業においてスマート遊技機導入に伴う設備投資需要が継続している。このような市場環境のもと、「パチンコホール向け製品等」の売上は、カードユニットの改刷対応に伴う特需が一巡したことから前年同期を下回った。一方で、カードユニット「VEGASIA」の販売台数は前年同期を上回り、さらに新製品「BiGMO XCEL」、「TL-01」及び情報公開製品の販売が好調に推移した。「サービス」の売上は、主要なサービスが堅調に推移し、スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、前年同期を上回った。

アミューズメント事業の売上高は同132.9%増の42.92億円、セグメント利益は10.63億円(前年同期は0.02億円の損失)となった。市場においてスマートパチンコの導入が進んでいる。このような環境のもと、パチンコ向け制御部品の売上は前年同期を上回った。また、第1四半期に同社グループ会社のDAXELが開発したスマートパチスロ「ようこそ実力至上主義の教室へ」及び元気株式会社が開発した自社ゲームタイトル「首都高バトル」の販売が堅調で業績に寄与した

その他の売上高は同353.0%増の6.59億円、セグメント損失は0.12億円(前年同期は1.19億円の損失)となった。

2026年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比11.3%減(前回予想比5.2%増)の510.00億円、営業利益が同38.7%減(同41.5%増)の75.00億円、経常利益が同38.7%減(同41.5%増)の75.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同39.2%減(同34.3%増)の47.00億円としている。

また、当期業績の進捗状況および財務体質の健全性等を総合的に勘案し、期末配当予想を20.00円増配し1株当たり70.00円、年間配当金を100.00円とすることを発表した。



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