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トリプルアイズ Research Memo(6):第三者割当増資により自己資本比率及びネットキャッシュが改善

*12:06JST トリプルアイズ Research Memo(6):第三者割当増資により自己資本比率及びネットキャッシュが改善
■トリプルアイズ<5026>の業績動向

2. 財務状況と経営指標
(1) 連結貸借対照表
2025年8月期末の資産合計は前期末比73百万円減少し、4,845百万円となった。流動資産は現金及び預金が300百万円、売掛金が51百万円増加した一方で、棚卸資産が324百万円減少したことなどにより、同28百万円増加し3,056百万円となった。固定資産は有形固定資産が29百万円、無形固定資産が97百万円減少したことなどにより、同101百万円減少し1,788百万円となった。

負債合計は前期末比887百万円減少し、3,179百万円となった。流動負債は短期借入金が300百万円、契約負債が197百万円減少したことなどにより、同527百万円減少し1,819百万円となった。固定負債は長期借入金が364百万円減少したことなどにより、同360百万円減少し1,360百万円となった。純資産合計は親会社株主に帰属する当期純損失を343百万円計上したものの、BEXグループインに伴うファウンダー及びゲームカード・ジョイコホールディングスからの第三者割当増資の実施などにより、同814百万円増加し1,665百万円となった。それに伴い、自己資本比率は33.7%と同16.4ポイント改善、現金及び預金から有利子負債を差し引いて算出されるネットキャッシュも同1,005百万円増加の293百万円と回復し、当面の財務状況や資金繰りに関してはおおむね問題がないものと見られる。

(2) 連結キャッシュ・フロー計算書
2025年8月期における営業活動によるキャッシュ・フローは68百万円の支出となった。これは主に、棚卸資産評価損286百万円、減価償却費102百万円、のれん償却費101百万円の収入要因があったものの、税金等調整前当期純損失249百万円、契約負債の減少197百万円の支出要因が大きかったことによる。投資活動によるキャッシュ・フローは78百万円の支出であり、フリー・キャッシュフローは146百万円の支出となった。他方で財務活動によるキャッシュ・フローは447百万円の収入となった。これは主に、短期借入金の純減300百万円、長期借入金の返済394百万円と支出要因があったものの、株式発行による収入1,101百万円による。この結果、2025年8月期の現金及び現金同等物の期末残高は前期比300百万円増加の1,754百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)



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