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株式会社ネクストジェン:2026年3月期上期決算説明文字起こし(3)
2025/11/28 11:13
*11:13JST 株式会社ネクストジェン:2026年3月期上期決算説明文字起こし(3)
ネクストジェン<3842>
続いて、業績ハイライトです。売上高は18億9,400万円となり、前期比で2億9,400万円増加いたしました。営業利益は1億9,000万円で、前期比プラス8,300万円となっております。当期純利益は1億5,600万円で、こちらも前期比プラス7,200万円となりました。
EBITDAについては3億2,400万円となり、前期比プラス9,200万円です。いずれの指標も堅調に拡大しており、順調な成長を確認できる結果となっております。
また、従来は期末に業績が集中しやすいビジネスモデルが長く続いておりましたが、近年は四半期ごとの売上が平準化してきました。これにより、安定的な事業運営が可能となり、投資家の皆さまにも安心して当社の成長を見守っていただける状況が整いつつあります。
売上の増加に伴い、販売管理費や研究開発費も増加しておりますが、その中でも利益は順調に拡大しています。こうした状況は、下段の表に示されているとおりです。
利益面について補足いたします。まず、サブスクリプション契約の増加が増収増益の中心的な要因となっています。加えて、ワンタイム型の売上も伸びており、大型システムの納入や、政府系のお客様向けのコンサルティング・システム構築といった案件が売上増加に寄与しました。
一方で、外注費については一部削減が進み、減少しております。人件費はビジネス拡大に伴い増加したものの、全体としては大きな影響のない範囲に収まっています。その他の固定費は約2,800万円増加しておりますが、そのうち約1,400万円は研究開発費であり、将来に向けた技術開発活動への投資でございます。
連結のバランスシートについてご説明いたします。
まず、現金及び預金は20億円強となっており、有利子負債を差し引いたネットキャッシュは16億2,700万円となりました。前期からさらに改善しており、実質無借金と言える安定的な財務体質を維持しております。
また、売上の平準化が進んでいることから、売掛金はやや減少していますが、これはより健全なビジネスモデルへ移行している結果とご理解いただければと思います。
利益剰余金については、堅調な事業成績を反映し、1億4,000万円増加いたしました。結果として、配当などに充当可能な分配可能額は4億6,000万円を確保しております。
キャッシュ・フローにつきましてご説明いたします。営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比でマイナスとなっております。これは繰り返しになりますが、ビジネスモデルが平準化し、四半期ごとに一定の売上・利益を安定的に計上できる体制へと移行してきたことによるものです。
そのため、昨年度との比較ではキャッシュ・フローがマイナスに見える部分がありますが、これはビジネスモデルの健全な変化に伴うものであり、問題のある減少ではございません。
会社概要についてご説明いたします。
株式会社ネクストジェン:2026年3月期上期決算説明文字起こし(4)に続く
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ネクストジェン<3842>
続いて、業績ハイライトです。売上高は18億9,400万円となり、前期比で2億9,400万円増加いたしました。営業利益は1億9,000万円で、前期比プラス8,300万円となっております。当期純利益は1億5,600万円で、こちらも前期比プラス7,200万円となりました。
EBITDAについては3億2,400万円となり、前期比プラス9,200万円です。いずれの指標も堅調に拡大しており、順調な成長を確認できる結果となっております。
また、従来は期末に業績が集中しやすいビジネスモデルが長く続いておりましたが、近年は四半期ごとの売上が平準化してきました。これにより、安定的な事業運営が可能となり、投資家の皆さまにも安心して当社の成長を見守っていただける状況が整いつつあります。
売上の増加に伴い、販売管理費や研究開発費も増加しておりますが、その中でも利益は順調に拡大しています。こうした状況は、下段の表に示されているとおりです。
利益面について補足いたします。まず、サブスクリプション契約の増加が増収増益の中心的な要因となっています。加えて、ワンタイム型の売上も伸びており、大型システムの納入や、政府系のお客様向けのコンサルティング・システム構築といった案件が売上増加に寄与しました。
一方で、外注費については一部削減が進み、減少しております。人件費はビジネス拡大に伴い増加したものの、全体としては大きな影響のない範囲に収まっています。その他の固定費は約2,800万円増加しておりますが、そのうち約1,400万円は研究開発費であり、将来に向けた技術開発活動への投資でございます。
連結のバランスシートについてご説明いたします。
まず、現金及び預金は20億円強となっており、有利子負債を差し引いたネットキャッシュは16億2,700万円となりました。前期からさらに改善しており、実質無借金と言える安定的な財務体質を維持しております。
また、売上の平準化が進んでいることから、売掛金はやや減少していますが、これはより健全なビジネスモデルへ移行している結果とご理解いただければと思います。
利益剰余金については、堅調な事業成績を反映し、1億4,000万円増加いたしました。結果として、配当などに充当可能な分配可能額は4億6,000万円を確保しております。
キャッシュ・フローにつきましてご説明いたします。営業活動によるキャッシュ・フローは、前期比でマイナスとなっております。これは繰り返しになりますが、ビジネスモデルが平準化し、四半期ごとに一定の売上・利益を安定的に計上できる体制へと移行してきたことによるものです。
そのため、昨年度との比較ではキャッシュ・フローがマイナスに見える部分がありますが、これはビジネスモデルの健全な変化に伴うものであり、問題のある減少ではございません。
会社概要についてご説明いたします。
株式会社ネクストジェン:2026年3月期上期決算説明文字起こし(4)に続く
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