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Pウォーター Research Memo(1):中間期の営業利益で7期連続の増益を達成。顧客獲得手法の多角化が進展

*11:31JST Pウォーター Research Memo(1):中間期の営業利益で7期連続の増益を達成。顧客獲得手法の多角化が進展
■要約

プレミアムウォーターホールディングス<2588>は、ウォーターサーバーを設置した家庭や事業所に自社製造のミネラルウォーターを届ける宅配水業界の大手企業である。2016年に、天然水製造が強みの(株)ウォーターダイレクトと営業力が強みの(株)エフエルシーが経営統合して誕生した。ブランドを「プレミアムウォーター」に統一して再スタートを切って以来、確立された営業組織と販売ノウハウを背景に、着実に成長を続けている。保有顧客数は宅配水業界で首位にある。

1. 2026年3月期中間期の業績概要
2026年3月期中間期の売上収益は40,347百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益6,737百万円(同12.3%増)と、営業利益は中間期として7期連続の増益を達成した。売上収益は、新規契約獲得が堅調に推移し、解約率の抑制ができた結果、保有顧客数が増加し着実に伸長した。2025年9月末の保有顧客数は179万件と、前期末から6万件の純増となった。売上総利益は、売上原価においては、最新鋭の岐阜北方工場の稼働向上により原価低減に努めたことで売上総利益率が向上した。販管費は、物流費の安定化につながる自社物流網の構築、顧客獲得に関わるコストの効率化等による各種費用の低減を行い、販管費率が低減した。結果として、中間期の営業利益で7期連続の増益となり、2016年7月の企業統合以降の過去最高を更新し、営業利益率は16.6%(同15.3%)と収益性がさらに向上した。

2. 2026年3月期の業績見通し
2026年3月期の連結業績予想は、売上収益で前期比4.0%増の80,000百万円、営業利益は同4.5%増の12,000百万円と増収増益を見込む。売上収益増加率の予想が過去数年間の同社の成長実績より低くなるのは、保有顧客の増加や定額制のため天然水と比較して単価率の低い浄水型サーバー事業の比率の上昇がある。今後は多様な営業手法を活用した新規顧客の効率的な獲得や既存顧客の継続率の向上施策の実施により、保有顧客の純増を目指す。利益面では、営業利益率では15.0%と高い収益性を見込む。岐阜北方工場稼働拡大に伴う自社製造比率の向上や自社物流網構築により、コストを最適化(削減)する余地が拡大したことによる。

3. 成長戦略
同社は、成長戦略の指標とするストック利益※について、今後は年10%ペースでの成長により、2030年3月期に480億円とすることを目標としている。また、同社が推進する顧客獲得手法の多角化は、「外部連携による顧客獲得の増加」「長期契約の推進(5年契約が主体)」「高機能サーバーの利用増加」の3点に集約される。資本・業務提携や、(株)カブアンドピースと共同のブランド「KABU&ウォーター」への製品提供といった外部連携を強化しており、今後も電力・ガス・通信などの大手企業と連携した取り組みを加速する方針である。さらに、新規顧客獲得時における長期契約を推進しており、顧客にとっては月々の料金が割安になるメリットが、同社の解約率の安定化と経営基盤の強化につながっている。加えて、機能性とデザイン性を備えた高機能サーバーの利用が増加し、それが顧客単価の上昇につながり収益性に大きく寄与している。

※ ストック利益とは、保有顧客によって将来にわたり継続的に生み出される利益。ストック売上(水事業の売上)-ストックコスト(水単価・物流・カスタマーなどのサービスコストを含む、売上に伴うコスト)で算出。

■Key Points
・2026年3月期中間期の営業利益は7期連続の増益を達成
・2026年3月期は増収増益を予想。予想を上振る可能性あり
・ストック利益の年10%成長により2030年3月期に480億円を目指す。顧客獲得手法の多角化が進展

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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