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グローバルS Research Memo(2):オーダースーツを中心としたアパレル事業を展開
2026/01/15 15:32
*15:32JST グローバルS Research Memo(2):オーダースーツを中心としたアパレル事業を展開
■会社概要
1. 会社概要
グローバルスタイル<7126>は、メンズを中心にレディース、キッズ・ジュニアまで幅広い層を対象としたオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売を手掛けている。主力商品はオーダースーツを軸に、オーダーシャツ、コート、シューズと展開しており、ネクタイやベルトなどの既製アクセサリーも併せて提供することで、ビジネスからフォーマルまでトータルな装いを提案している。高品質な生地を国内外から豊富に取り揃えつつ、比較的手に取りやすい価格帯を実現することで、オーダー服の裾野拡大を図っている点が特徴である。
店舗展開では、「GINZA Global Style」を中核ブランドとして全国主要都市に出店しており、2025年12月末時点で41店舗を構える。多くの店舗にプライベートフィッティングルームを備え、落ち着いた空間で採寸や打ち合わせができる体制を整えているほか、待ち時間の体験価値を高めるカフェ併設型の「GINZA Global Style COMFORT」も積極的に展開している。さらに、上質志向の顧客層に向けた「GINZA Global Style PREMIUM」や「Premium Marunouchi」といった新業態も立ち上げ、立地や顧客ニーズに応じた多層的なブランド戦略を進めている。レディース分野では「GINZA Global Style Ladies」を展開し、女性向けオーダー市場の開拓にも注力している。
サービス面では、アプリ会員向けの「GSクローゼット」を通じて、購入後のクリーニング、保管、修理、サイズ調整までを一貫してサポートし、長期的な顧客関係の構築を図っている点が強みである。また、2020年に開始したオンラインオーダーサービス(過去に店舗でオーダーしたことのある顧客が利用可能)により、来店が難しい顧客でも採寸データを活用した注文が可能となり、実店舗とデジタルを融合したオムニチャネル展開を実現している。こうした接客力と利便性を両立したサービス設計が、同社の競争力の源泉となっている。
2. 沿革
同社は1928年、田丸正二(たまるしょうじ)氏が大阪府大阪市東区(現中央区)で毛織物卸売商として、丹後屋羅紗店を個人創業したことに始まる。高品質な毛織物を扱う専門商として信頼を積み重ね、事業基盤を築いた。その後、事業の拡大と組織化を目的として、1949年4月に(株)丹後屋羅紗店を設立した。設立後は本社移転や商号変更を通じて事業体制を整備し、1959年には本社を現所在地に移転、1964年には商号をタンゴヤ(株)へ変更するなど、時代環境に応じた成長を遂げた。2000年代に入ると創業家主導でホールディングス体制を構築し、2007年にタンゴヤホールディングス(株)を設立。2009年にはオーダースーツを中心とした新業態として「Global Style」の1号店を開業し、従来の卸売主体のビジネスから消費者向け小売・ブランド展開へと大きく舵を切った。
その後、銀座や丸の内など都心一等地への出店を進め、立地と空間価値を重視した店舗戦略によりブランド認知を拡大した。2010年代後半には、九州におけるオーダースーツ事業の譲受や新コンセプト店舗の展開を通じて顧客層の幅を広げ、事業規模を着実に拡大している。2021年8月には東京証券取引所JASDAQ(現スタンダード)市場へ株式を上場し、資本市場からの評価を得る段階へと進んだ。
上場後の2022年11月には、主力ブランドとの統一を図る形で社名をグローバルスタイル(株)へ変更し、企業ブランドの浸透を進めた。以降は「PREMIUM」や「COMFORT」などの派生業態を含めた多様な店舗フォーマットを展開し、付加価値の高いオーダースーツ市場でのポジション強化を図っている。2023年以降も都心部を中心にプレミアムラインの出店を進めており、長い歴史に裏打ちされた仕入れ力と現代的な店舗・サービス設計を融合させながら、現在に至るまで持続的な成長を続けている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林拓馬)
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■会社概要
1. 会社概要
グローバルスタイル<7126>は、メンズを中心にレディース、キッズ・ジュニアまで幅広い層を対象としたオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売を手掛けている。主力商品はオーダースーツを軸に、オーダーシャツ、コート、シューズと展開しており、ネクタイやベルトなどの既製アクセサリーも併せて提供することで、ビジネスからフォーマルまでトータルな装いを提案している。高品質な生地を国内外から豊富に取り揃えつつ、比較的手に取りやすい価格帯を実現することで、オーダー服の裾野拡大を図っている点が特徴である。
店舗展開では、「GINZA Global Style」を中核ブランドとして全国主要都市に出店しており、2025年12月末時点で41店舗を構える。多くの店舗にプライベートフィッティングルームを備え、落ち着いた空間で採寸や打ち合わせができる体制を整えているほか、待ち時間の体験価値を高めるカフェ併設型の「GINZA Global Style COMFORT」も積極的に展開している。さらに、上質志向の顧客層に向けた「GINZA Global Style PREMIUM」や「Premium Marunouchi」といった新業態も立ち上げ、立地や顧客ニーズに応じた多層的なブランド戦略を進めている。レディース分野では「GINZA Global Style Ladies」を展開し、女性向けオーダー市場の開拓にも注力している。
サービス面では、アプリ会員向けの「GSクローゼット」を通じて、購入後のクリーニング、保管、修理、サイズ調整までを一貫してサポートし、長期的な顧客関係の構築を図っている点が強みである。また、2020年に開始したオンラインオーダーサービス(過去に店舗でオーダーしたことのある顧客が利用可能)により、来店が難しい顧客でも採寸データを活用した注文が可能となり、実店舗とデジタルを融合したオムニチャネル展開を実現している。こうした接客力と利便性を両立したサービス設計が、同社の競争力の源泉となっている。
2. 沿革
同社は1928年、田丸正二(たまるしょうじ)氏が大阪府大阪市東区(現中央区)で毛織物卸売商として、丹後屋羅紗店を個人創業したことに始まる。高品質な毛織物を扱う専門商として信頼を積み重ね、事業基盤を築いた。その後、事業の拡大と組織化を目的として、1949年4月に(株)丹後屋羅紗店を設立した。設立後は本社移転や商号変更を通じて事業体制を整備し、1959年には本社を現所在地に移転、1964年には商号をタンゴヤ(株)へ変更するなど、時代環境に応じた成長を遂げた。2000年代に入ると創業家主導でホールディングス体制を構築し、2007年にタンゴヤホールディングス(株)を設立。2009年にはオーダースーツを中心とした新業態として「Global Style」の1号店を開業し、従来の卸売主体のビジネスから消費者向け小売・ブランド展開へと大きく舵を切った。
その後、銀座や丸の内など都心一等地への出店を進め、立地と空間価値を重視した店舗戦略によりブランド認知を拡大した。2010年代後半には、九州におけるオーダースーツ事業の譲受や新コンセプト店舗の展開を通じて顧客層の幅を広げ、事業規模を着実に拡大している。2021年8月には東京証券取引所JASDAQ(現スタンダード)市場へ株式を上場し、資本市場からの評価を得る段階へと進んだ。
上場後の2022年11月には、主力ブランドとの統一を図る形で社名をグローバルスタイル(株)へ変更し、企業ブランドの浸透を進めた。以降は「PREMIUM」や「COMFORT」などの派生業態を含めた多様な店舗フォーマットを展開し、付加価値の高いオーダースーツ市場でのポジション強化を図っている。2023年以降も都心部を中心にプレミアムラインの出店を進めており、長い歴史に裏打ちされた仕入れ力と現代的な店舗・サービス設計を融合させながら、現在に至るまで持続的な成長を続けている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林拓馬)
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