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ナレルグループ Research Memo(3):建設ソリューション事業が収益の柱、旺盛な建築・DX需要が追い風(1)

*12:03JST ナレルグループ Research Memo(3):建設ソリューション事業が収益の柱、旺盛な建築・DX需要が追い風(1)
■ナレルグループ<9163>の事業概要

1. 事業ポートフォリオ概況
同社の事業は、「建設ソリューション事業」と「ITソリューション事業」の2つのセグメントで構成される。2025年10月期の売上収益構成比は、建設ソリューション事業が89.6%、ITソリューション事業が10.4%であり、セグメント利益においても建設ソリューション事業が94.3%、ITソリューション事業が5.7%となっており、建設ソリューション事業が収益の柱である。

同社グループは、持株会社である同社とワールドコーポレーション、(株)コントラフト、(一社)全国建設人材協会、ATJCで構成される。

建設ソリューション事業の中核はワールドコーポレーションであり、未経験の若手を採用・育成し、施工管理技術者として建設現場へ派遣している。施工会社と職人をつなぐ現場監督の役割を担い、業界の人手不足解消や建設DXによる生産性向上に貢献している。また、建設ソリューション事業では、コントラフトと全国建設人材協会が連携して求職職人の紹介を行っている。

コントラフトは「ジョブケンワーク」などのWebサイト運営等を通じで建設業界の求職者と企業のマッチング基盤を構築し、獲得した求職者情報を提供する集客・データ供給の役割を担っている。一方、全国建設人材協会は許認可に基づく建設職人(技能労働者)への有料職業紹介を行っており、コントラフトから提供された情報を基に職人への職業紹介を行っている。このような職人への職業紹介は厚生労働大臣の許可を受けた国内3団体のみが可能であり、同社はその1つを保持する点が特長となっている。

次にITソリューション事業においては、ATJCを中核として未経験者を育成するITエンジニア派遣・開発支援(SES)を展開している。多重下請け構造の下流工程が中心となるが、足元では収益性向上を目指し上流工程の獲得を推進している。また、AI代替リスクを見据え、グループの強みである建設顧客基盤を生かした建設DX領域への進出や、全社でのシナジー創出を目指している。

2. 建設ソリューション事業
建設ソリューション事業は、建設業界が直面する深刻な人材不足と生産性向上の遅れという2大課題に対し、人材派遣・人材紹介・建設DXで解決策を提供する売上収益とセグメント収益の約9割を占める中核事業であり、事業内容は以下のとおり。

(1)建設技術者派遣事業
事業の中核を担うのは、子会社のワールドコーポレーションである。建設現場の施工管理(工程・品質・安全管理)を行う「施工管理技術者」をゼネコン等に派遣している。同社ビジネスの特徴は、未経験者の採用と育成にある。建設の人材派遣業界では若手や未経験者の採用難易度が極めて高いなか、同社は異業種からの未経験者を大量に採用し、独自の研修システムを通じて早期に戦力化する仕組みを確立している。これにより、20代の若手主体の技術者集団を形成し、高齢化が進む建設現場に継続的に人材を供給できる体制を構築している。派遣領域は建築、土木、空調衛生、電気設備の主要領域を網羅している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦 健太郎)



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