フィスコニュース


インフキュリオン Research Memo(8):収益構造の改善が進展、業績予想を上方修正し大幅増益を見込む

*11:08JST インフキュリオン Research Memo(8):収益構造の改善が進展、業績予想を上方修正し大幅増益を見込む
■インフキュリオン<438A>の今後の見通し

2026年3月期通期業績は、売上高が前期比31.0%増の9,400百万円、営業利益が同109.5%増の300百万円、経常利益が同67.2%増の180百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同221.2%増の240百万円の見通しである。同社は2026年2月13日に通期業績予想の上方修正を発表した。売上高は400百万円、営業利益は120百万円、経常利益は100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は40百万円それぞれ増額した。上方修正の背景としては、主力のペイメントプラットフォーム事業において法人間取引のGTVが前年同期を大きく上回って伸長したことに伴いストック収入が期初計画を上回って推移したことに加え、マーチャントプラットフォーム事業においてモビリティ業界などへの決済端末の導入が前倒しで進捗したことなどが挙げられる。

業績予想修正前の売上高を事業セグメント別に見ると、ペイメントプラットフォーム事業の売上高は前期比36.6%増の5,000百万円(フロー収入は同13.9%増の3,000百万円、ストック収入は同95.1%増の2,000百万円)と大幅な増収を見込んでいる。フロー収入は、SMBCグループとの共同事業である「Trunk」の開発売上が寄与する見通しであるほか、「Xard」では新たなオプション機能の拡充や案件数の増加を背景に初期売上が拡大する計画である。ストック収入については、「Xard」及び「Winvoice」を中心に決済処理金額が拡大し、高い成長率が継続すると見られる。

マーチャントプラットフォーム事業の売上高は前期比19.6%増の2,400百万円(フロー収入は同33.6%増の1,100百万円、ストック収入は同9.9%増の1,300百万円)の見通しである。「Anywhere」におけるモビリティ業界向けの大型納入案件により、決済端末の販売台数が大きく伸長するほか、CCIグループ<7381>と開発を進めているフルクラウド型アクワイアリングシステムの開発売上が寄与し、フロー収入を押し上げる計画である。加えて、稼働端末ID数の増加やアクワイアリングシステムの新規稼働に伴う従量課金収入の発生により、ストック収入も着実な増加が期待される。

コンサルティング事業の売上高は前期比6.2%増の1,600百万円を計画している。既存顧客からの継続的な受注が売上の大半を占める構造に変化はなく、決済・金融領域におけるDX需要を背景として、安定した収益源としての役割を維持する見通しである。

コスト面では、売上原価は売上増に伴い通信費や決済端末の仕入原価などの変動費が増加する一方、プロダクトの黒字化を背景とした開発費の資産計上により、減価償却費は増加する計画である。ただし、プロダクト開発が一巡したことから、人件費や業務委託費は前期と同水準に抑えられる見込みであり、収益構造の改善が進むと考えられる。ストック収入比率の上昇も寄与し、売上総利益率が改善する想定である。

販管費は人材採用に伴う人件費や採用費の増加、外形標準課税の適用による租税公課の増加などを見込んでいるものの、増収効果及び粗利率の改善により、営業利益は同109.5%増の300 百万円の見通しである。

2026年3月期は、成長ドライバーであるペイメントプラットフォーム事業を中心にストック収入が着実に積み上がり、売上成長と利益改善の両立が進む見通しである。短期的にはコスト増加要因を抱えつつも、中長期的な収益基盤の強化が進展しており、持続的な成長に向けた基礎固めが進んでいる点を評価したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)



<HN>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2026/02/19 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,631 銘柄
1,429 銘柄   売り
 
 
 
7203 トヨタ自動車 売り転換
9984 ソフトバンクG 買い転換
6857 アドバンテスト 売り転換
8031 三井物産 売り転換
6503 三菱電機 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS