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大幸薬品 Research Memo(2):2026年12月期は二ケタ増収予想。正露丸の供給強化で海外売上高を伸ばす

*12:02JST 大幸薬品 Research Memo(2):2026年12月期は二ケタ増収予想。正露丸の供給強化で海外売上高を伸ばす
■大幸薬品<4574>の今後の見通し

2026年12月期は、売上高で7,200百万円(前期比12.5%増)、営業利益で500百万円(前期比8.9%増)、経常利益で520百万円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で550百万円(同40.4%減)を予想する。医薬品事業がけん引し二ケタ増収、中期的な拡大に向けたブランド投資を強化しつつ営業増益を見込む。

医薬品事業の売上高は6,695百万円(前期比16.0%増)と大幅な増加を見込む。供給課題が継続している「正露丸」について、リードタイムの短縮や設備更新等により生産性の改善を行うことで、下半期には供給体制が整う想定である。「正露丸」供給拡充に合わせて海外(特に中華圏)への展開強化を図り増収につなげたい考えだ。感染管理事業の売上高は500百万円(前期比19.3%減)を予想する。着実な黒字化に向けて収益改善に向けた取り組みを進め、業務用領域(清掃業界や葬儀業界向けなど)による増収を目指す。

売上総利益は、医薬品事業の増収効果として+697百万円が見込まれるのに加え、「原価の影響」が前期の441百万円から進行期76百万円と減少するため、大幅に増加する見込みである。一方、販管費は、中期経営計画の達成に向けて、国内外におけるラッパブランドのエクイティ強化投資を行うことを主因に前期比523百万円の増加を見込む。これにより、営業利益の増加幅は抑制されるものの、前期比8.9%増と堅実な成長を予想する。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の特殊要因(保有有価証券の売却など)が剥落するため減少する。

弊社では、医薬品事業で需要が国内外で旺盛であり、特に海外では流通在庫が低水準であり、「正露丸」の供給体制の制約が期中に解消される目途が立ったなかで、二ケタ増収の計画の妥当性は高いと考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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