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Zenken Research Memo(2):ニッチトップのWebマーケティング支援と海外人材紹介で世界と日本をつなぐ

*16:42JST Zenken Research Memo(2):ニッチトップのWebマーケティング支援と海外人材紹介で世界と日本をつなぐ
■会社概要

1. 会社概要
Zenken<7371>は、WEBマーケティング事業を中心とするマーケティングセグメントと、海外のエンジニア人材・介護人材等の紹介や語学教育・留学支援などを提供する海外人材セグメントを中核に事業展開している。

マーケティングセグメントでは、BtoB企業を主要顧客とし、特定領域に特化した専門性の高いコンテンツやメディアの企画・制作・運用を通じて、集客や認知の向上に加え、顧客課題の解決に向けた総合的な支援を行っている。ニッチ市場にフォーカスした戦略設計を強みとし、Web検索、動画、SNS、AIなど多様化するタッチポイントを踏まえた施策を展開することで、クライアントの継続的な成果創出を支援している。海外人材セグメントでは、人材事業と教育事業を手掛けている。人材事業では、人材不足に直面する日本企業に対して海外のエンジニア人材や介護人材等を紹介している。現地大学や教育機関との連携を通じて候補者を確保し、採用支援に加えて日本語教育や入社後の定着支援までを一気通貫で提供している点が特徴である。教育事業では企業向け語学研修、留学斡旋、日本語教育等の領域を展開している。法人向け語学研修ではTOEIC対策やビジネス英語などの講座を提供する。加えて、米国大学奨学金留学プログラムの総代理店として海外大学への留学斡旋を行うほか、日本語学校を運営して外国人向け日本語教育も手掛けている。

同社の強みは、特定分野に特化したコンテンツ制作力と長年培ってきた教育ノウハウを掛け合わせている点にある。マーケティング事業では専門性の高い情報発信を通じて顧客企業の競争優位の確立を支援し、海外人材事業では採用から教育・定着までを包括的に支えることで高い付加価値を提供している。両セグメントともに、社会構造の変化や企業ニーズの高度化を捉えたサービス設計が競争力の源泉となっている。

2. 沿革
同社の源流は、1975年に吉澤信男(よしざわのぶお)氏が創業したワールドミネル(株)にある。祖業は子供英会話、学習塾、ビジネスパーソン向け教育などの「生涯教育文化事業」であり、教育を軸に人の成長を支援することが出発点であった。1978年には学習教材の出版を目的にワールド出版(株)を設立し、出版機能を内製化することで教育コンテンツの拡充を進めた。1988年には両社を統合して「全研本社株式会社」へと商号を変更し、教育サービスとコンテンツ制作が一体化した体制となった。

2000年代に入ると、インターネットの普及を背景に事業モデルを転換した。2000年にIT事業へ参入し、オンラインを活用した学習塾を開設したことは、同社がデジタル領域へ踏み出す契機となった。また、2005年にはeマーケティング事業を開始し、教育で培ったコンテンツ制作力や集客ノウハウを法人向けWebマーケティングへと応用した。同社はこの転換によりBtoC中心の教育企業から、BtoB領域で成果報酬型・ストック型収益を生み出すマーケティング企業へと進化していった。

2代目社長の林順之亮(はやしじゅんのすけ)氏は、この構造転換を主導した経営者である。創業者の理念を継承しつつ、教育専業からマーケティング・海外人材へと事業領域を拡張し、収益基盤の多角化を進めた。語学事業の再編、海外IT人材事業の立ち上げ、インド・ベンガルールへの現地法人設立など、グローバル展開も推進した。加えて、その後の事業ポートフォリオの見直しなど、成長性と収益性を見極めた選択と集中も実行してきた。2021年6月には東京証券取引所(以下、東証)マザーズ市場(現 東証グロース市場)に上場し、ガバナンス体制の強化とブランド力の向上を図った。2023年には社名を「Zenken株式会社」へ変更し、祖業で培った「教育」の精神を礎としながら、グローバルに通用するブランドへの再定義を進めている。

このように、同社は創業期の教育事業、インターネット黎明期のIT化、Webマーケティングへの転換、そして海外人材・グローバル展開へと、時代の変化に応じてビジネスモデルを変革してきた企業である。祖業の理念を維持しながらも事業の形を柔軟に変え続けてきたことが、現在の事業基盤と持続的成長の土台になっていると考える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)



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