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「高利回り優待」×「利益成長」の二刀流――「第2章」始動のRIZAPなど、今後の成長期待が高まる還元銘柄3選
2026/03/25 12:33
*12:33JST 「高利回り優待」×「利益成長」の二刀流――「第2章」始動のRIZAPなど、今後の成長期待が高まる還元銘柄3選
3月末の権利確定月において、投資家の最大の懸念は権利落ち後の株価下落であるが、本業の「稼ぐ力(営業利益)」が爆発的に伸びている銘柄であれば、その下落をも成長への期待値で即座に跳ね返すことが期待できる。新NISAの普及により、単なる利回りの高さだけでなく、先行投資期を完遂して「成長の黄金期」へ移行した実利型成長銘柄への注目が集まっているからだ。本稿では、驚異的な還元と利益成長を両立する3社を分析する。
1. RIZAPグループ <2928>
RIZAPグループは、2026年3月24日にコンビニジム「chocoZAP」の「第2章」始動を宣言した。先行投資の回収を完了させ、質的進化を伴う再成長に向けた基盤が確立したフェーズにある。
(1)営業利益15.5倍の圧倒的V字成長
chocoZAP事業の発足から約3年でグループ連結黒字を達成した。2026年3月期第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比約15.5倍の7,688百万円と、驚異的な成長を遂げている。1,862店舗(2026年2月時点)に達した店舗網を基盤に、直営店で培ったノウハウをフランチャイズ(FC)展開へ開放する「パートナー共創モデル」を構築しつつ資本効率を最大化するステージへ移行した。
(2)「第2章」が描く自律型運営と多角化戦略
今、最も注目すべきは「第2章」で掲げられたDXによる自律型運営への進化である。IoTセンサーによる故障予兆を検知するシステムなどの導入を目指し、開発を推進している。さらに、2026年4月には女性専用店舗を10店舗以上の規模へ拡大して検証するほか、地域コミュニティの場となる「サードプレイス」型店舗の検証を開始するなど、日本一アップデートし続けるジムとして顧客層を広げている。
(3)異次元の優待利回りと復配方針
8年ぶりの復配方針とともに、chocoZAPの月会費半額という驚異的な還元を維持している。400株保有時の優待総額は年間約50,760円相当に達し、また今期から待望の復配が予定されていることから総合利回りは約56.0%(2026年3月23日終値換算)という異次元の水準を誇る。投資回収フェーズから「第2章」による再拡大期への移行を考慮すれば、権利落ち後も継続保有する価値のある水準といえる。
2. すかいらーくホールディングス <3197>
ファミリーレストラン最大手の同社は、配膳ロボット導入等のDX投資により、損益分岐点の引き下げを完了させている。
(1)2025年12月期通期の連結業績
2025年12月期の売上収益は4,577億94百万円(前年比14.1%増)、営業利益は299億57百万円(同23.9%増)と増収増益を達成した。DX活用によるオペレーション改革の徹底により、ピーク時の回転率向上と利益率の改善を実現している。既存店売上高は前年比107.5%と堅調な成長を見せた。
(2)事業戦略と将来の成長可能性
2026年度は国内で50店舗、海外で20店舗の出店を計画している。M&Aで傘下に収めた「資さんうどん」の国内外への展開や、マレーシアでのムスリム向けブランドの拡大など、事業規模の積極的な拡大を目指す方針である。次期は売上収益4,900億円、営業利益335億円を見込んでいる。
(3)還元と投資判断
株主優待として、100株保有で年間4,000円相当(2,000円×年2回)の飲食カードを贈呈している。2025年12月期の年間配当は前期比3.5円増の22円(配当性向29.9%)となった。次期(2026年12月期)はさらなる成長を見込み、年間26円への増配を予定している。安定したキャッシュフローに支えられた還元姿勢は、権利落ち後の株価回復を強力に後押しする。
3. コロワイド <7616>
外食優待株の代表格であり、圧倒的な優待還元額によって個人投資家から絶大な支持を得ている。
(1)業績と成長性
需要の回復に伴い、居酒屋業態の収益改善やレストラン業態の好調が続いている。自社セントラルキッチン(CK)を活用した製造卸機能の強化により、人件費や原材料高の影響を最小限に抑え、利益率の向上を図っている。
(2)事業戦略と将来の成長可能性
M&Aを通じた多ブランド展開を得意とし、「大戸屋ホールディングス」等のシナジー効果を最大化させている。ロボット導入やモバイルオーダーの推進により、店舗運営の省人化を徹底し、インフレ耐性の高い組織体質への転換を進めている。
(3)株主還元と優待利回り
株主優待として、500株以上の保有者に年間40,000円相当(1回20,000円分×年2回)の優待ポイントを贈呈している。総合利回りは約4.2%(2026年3月23日終値換算)に達することもあり、権利落ち後も高い優待ニーズが下値を強力に支える構造となっている。
■Key Points
・RIZAP: 営業利益15.5倍の劇的な成長に加え、サービスの検証やアップデートを顧客と共有しつつ進化していく第2章で収益性をさらに追求。同時に総合利回り約56.0%という驚異の還元を実現。
・すかいらーく: DX投資による利益率改善が結実し、23.7%増益を達成。安定した配当と飲食カード優待を両立し、インフレ下での生活支援としても魅力的な還元を提供。
・コロワイド: 年間40,000円相当という圧倒的な優待額が株価の下支えとして機能。CK活用や省人化によるインフレ耐性の高い組織体質への転換で、稼ぐ力を維持している。
<AK>
3月末の権利確定月において、投資家の最大の懸念は権利落ち後の株価下落であるが、本業の「稼ぐ力(営業利益)」が爆発的に伸びている銘柄であれば、その下落をも成長への期待値で即座に跳ね返すことが期待できる。新NISAの普及により、単なる利回りの高さだけでなく、先行投資期を完遂して「成長の黄金期」へ移行した実利型成長銘柄への注目が集まっているからだ。本稿では、驚異的な還元と利益成長を両立する3社を分析する。
1. RIZAPグループ <2928>
RIZAPグループは、2026年3月24日にコンビニジム「chocoZAP」の「第2章」始動を宣言した。先行投資の回収を完了させ、質的進化を伴う再成長に向けた基盤が確立したフェーズにある。
(1)営業利益15.5倍の圧倒的V字成長
chocoZAP事業の発足から約3年でグループ連結黒字を達成した。2026年3月期第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比約15.5倍の7,688百万円と、驚異的な成長を遂げている。1,862店舗(2026年2月時点)に達した店舗網を基盤に、直営店で培ったノウハウをフランチャイズ(FC)展開へ開放する「パートナー共創モデル」を構築しつつ資本効率を最大化するステージへ移行した。
(2)「第2章」が描く自律型運営と多角化戦略
今、最も注目すべきは「第2章」で掲げられたDXによる自律型運営への進化である。IoTセンサーによる故障予兆を検知するシステムなどの導入を目指し、開発を推進している。さらに、2026年4月には女性専用店舗を10店舗以上の規模へ拡大して検証するほか、地域コミュニティの場となる「サードプレイス」型店舗の検証を開始するなど、日本一アップデートし続けるジムとして顧客層を広げている。
(3)異次元の優待利回りと復配方針
8年ぶりの復配方針とともに、chocoZAPの月会費半額という驚異的な還元を維持している。400株保有時の優待総額は年間約50,760円相当に達し、また今期から待望の復配が予定されていることから総合利回りは約56.0%(2026年3月23日終値換算)という異次元の水準を誇る。投資回収フェーズから「第2章」による再拡大期への移行を考慮すれば、権利落ち後も継続保有する価値のある水準といえる。
2. すかいらーくホールディングス <3197>
ファミリーレストラン最大手の同社は、配膳ロボット導入等のDX投資により、損益分岐点の引き下げを完了させている。
(1)2025年12月期通期の連結業績
2025年12月期の売上収益は4,577億94百万円(前年比14.1%増)、営業利益は299億57百万円(同23.9%増)と増収増益を達成した。DX活用によるオペレーション改革の徹底により、ピーク時の回転率向上と利益率の改善を実現している。既存店売上高は前年比107.5%と堅調な成長を見せた。
(2)事業戦略と将来の成長可能性
2026年度は国内で50店舗、海外で20店舗の出店を計画している。M&Aで傘下に収めた「資さんうどん」の国内外への展開や、マレーシアでのムスリム向けブランドの拡大など、事業規模の積極的な拡大を目指す方針である。次期は売上収益4,900億円、営業利益335億円を見込んでいる。
(3)還元と投資判断
株主優待として、100株保有で年間4,000円相当(2,000円×年2回)の飲食カードを贈呈している。2025年12月期の年間配当は前期比3.5円増の22円(配当性向29.9%)となった。次期(2026年12月期)はさらなる成長を見込み、年間26円への増配を予定している。安定したキャッシュフローに支えられた還元姿勢は、権利落ち後の株価回復を強力に後押しする。
3. コロワイド <7616>
外食優待株の代表格であり、圧倒的な優待還元額によって個人投資家から絶大な支持を得ている。
(1)業績と成長性
需要の回復に伴い、居酒屋業態の収益改善やレストラン業態の好調が続いている。自社セントラルキッチン(CK)を活用した製造卸機能の強化により、人件費や原材料高の影響を最小限に抑え、利益率の向上を図っている。
(2)事業戦略と将来の成長可能性
M&Aを通じた多ブランド展開を得意とし、「大戸屋ホールディングス」等のシナジー効果を最大化させている。ロボット導入やモバイルオーダーの推進により、店舗運営の省人化を徹底し、インフレ耐性の高い組織体質への転換を進めている。
(3)株主還元と優待利回り
株主優待として、500株以上の保有者に年間40,000円相当(1回20,000円分×年2回)の優待ポイントを贈呈している。総合利回りは約4.2%(2026年3月23日終値換算)に達することもあり、権利落ち後も高い優待ニーズが下値を強力に支える構造となっている。
■Key Points
・RIZAP: 営業利益15.5倍の劇的な成長に加え、サービスの検証やアップデートを顧客と共有しつつ進化していく第2章で収益性をさらに追求。同時に総合利回り約56.0%という驚異の還元を実現。
・すかいらーく: DX投資による利益率改善が結実し、23.7%増益を達成。安定した配当と飲食カード優待を両立し、インフレ下での生活支援としても魅力的な還元を提供。
・コロワイド: 年間40,000円相当という圧倒的な優待額が株価の下支えとして機能。CK活用や省人化によるインフレ耐性の高い組織体質への転換で、稼ぐ力を維持している。
<AK>


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