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小松マテーレ---3Qは増収・経常増益、生活関連資材や製品部門が大きく伸長

*19:31JST 小松マテーレ---3Qは増収・経常増益、生活関連資材や製品部門が大きく伸長
小松マテーレ<3580>は2月5日、2026年3月期第3四半期(25年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%増の306.01億円、営業利益が同0.8%減の19.20億円、経常利益が同1.3%増の24.84億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同71.3%減の7.64億円となった。売上高は国内の衣料分野や生活関連資材分野が堅調に推移したことで増収を確保し、経常利益についても営業外収益の寄与などにより前年同期を上回る結果となった。なお、親会社株主に帰属する四半期純利益については、前年同期に計上された関係会社清算益などの特別利益が剥落した影響により、前年同期を大きく下回っている。

主力となる繊維事業の売上高は302.26億円となった。衣料ファブリック部門では、欧州ラグジュアリーブランド向けが堅調に推移し、世界のトップブランドの多くに生地を提供している強みが発揮された。中東向けの民族衣装についても、日本企業としてトップクラスのシェアを背景に、高付加価値商品の継続導入により売上が増加した。スポーツ・機能分野やアジア向けは一部で受注減が見られたものの、第4四半期に向けて回復を図っている。資材ファブリック部門については、不採算事業からの撤退を進める一方で、昆布のような独自の質感を持つオリジナル素材「KONBU」を用いた雑貨向けなどの生活関連資材が25.3%増と大幅に伸長し、部門全体の増収を牽引した。

製品部門においては、連結子会社の事業拡大が寄与し、売上高は20.40億円と前年同期比84.1%増の急成長を遂げた。特に昨年2月に買収した株式会社エヌエスケーエコーマーク(東京都)が手掛ける高い技術力を有したプリント事業と、同社の持つ広範な営業ネットワークとのシナジーが順調に発現している。利益面では、高収益化や労働環境改善に向けた構造改革費用として前期より約6.43億円増となる経営資源を投じたことが営業利益の押し下げ要因となったが、将来のDX推進を見据えた基幹システムの構築や、エネルギー効率を高める高効率設備の導入といった設備投資を積極的に進めている。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.7%増の410.00億円、営業利益が同21.5%増の26.50億円、経常利益が同12.7%増の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同52.3%減の14.00億円とする期初計画を据え置いている。国内の限られた生産量を最大限生かすため、同社は量から質へ転換することや、環境配慮型製品や独自の高付加価値製品の比率を高めることで収益性の向上を図っている。今期は中期経営計画「KFW-2026」の目標である売上高420億円の達成を射程圏内に捉えており、着実な諸施策の実行により持続的な成長を目指す方針である。



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