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紀文食品---26年3月期増収、国内食品事業と食品関連事業の売上高が堅調に推移

*10:55JST 紀文食品---26年3月期増収、国内食品事業と食品関連事業の売上高が堅調に推移
紀文食品<2933>は15日、2026年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.0%増の1,110.37億円、営業利益が同27.6%減の32.65億円、経常利益が同35.6%減の26.99億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同57.5%減の10.99億円となった。

国内食品事業の売上高は前期比1.5%増の781.67億円、セグメント利益は同49.3%減の12.49億円となった。売上面では、小売部門(BtoC向け)は前年度並み、商事部門(BtoB向け)は前年度から伸長したことにより、セグメント全体で前年度から伸長した。小売部門では、春夏期から実施したプロモーションが奏功し、カニカマや竹輪、はんぺん、玉子加工品等のカテゴリーでは、年間を通して販売数量が増加し、売上高も伸長した。一方で競争環境の厳しい、その他のスリミ製品、惣菜のカテゴリーでは、特に9月に実施した価格改定後に苦戦し、前年度から減少した。正月商戦は、店頭訴求策やSNSでの情報発信等のプロモーション活動を展開し、前年度から伸長した。商事部門では、食品メーカーや外食産業に向けてのすり身等の水産物、胡麻・大豆・蕎麦等の農産物が好調に推移し、前年度から伸長した。利益面では、主原料のすり身価格の上昇に加えて、鶏卵・野菜等の副原料や資材を中心とした原材料が想定を上回る高騰をしたことで、コスト増を販売増や価格改定、生産性向上で補うことができず、減益となった。

海外食品事業の売上高は同2.7%減の114.68億円、セグメント利益は同44.2%減の5.35億円となった。売上面では、米国で関税政策の影響が落ち着いたこと、中国で新規取引先の開拓が進んだこと、タイで物価沈静化により消費が伸長したこと等から回復傾向にあるものの、全体としては前年度を下回る結果となった。主力であるタイ工場のカニカマやその他のスリミ製品の販売が、歴史的な対ドルでのバーツ高進行により輸出競争力が低下したことで減少し、好調であった惣菜や甘味類、農水産品の販売ではカバーできずに減収となった。利益面では、主力製品の販売減少によるタイ工場の稼働率と生産性の低下、製品ミックスの悪化により、減益となった。

食品関連事業の売上高は同6.3%増の214.01億円、セグメント利益は同20.5%増の14.79億円となった。売上面では、セグメントの中心である物流事業において、新規顧客の獲得や、好調な外食産業向けの物量をはじめ既存顧客の物量が増加したことにより、増収となった。利益面では、物量増や料金改定の浸透、共同配送の積載率向上や構内の自働化の推進等による効率化が寄与し、増益となった。

2027年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.3%増の1,168.73億円、営業利益が同59.5%増の52.08億円、経常利益が同60.8%増の43.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同132.7%増の25.59億円を見込んでいる。






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