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梅乃宿酒造---3Qは国内外の需要増に加えデータ活用が奏功、効率.的な費用運用により各利益は順調に進捗

*14:57JST 梅乃宿酒造---3Qは国内外の需要増に加えデータ活用が奏功、効率.的な費用運用により各利益は順調に進捗
梅乃宿酒造<559A>は5月13日、2026年6月期第3四半期(25年7月-26年3月)非連結決算を発表した。売上高が23.59億円、営業利益が4.62億円、経常利益が4.56億円、四半期純利益が3.01億円となった。国内外の売上伸長が業績を牽引し、売上高は堅調に推移している。また、主力商品「あらごしシリーズ」の値上げによる利益率改善や効率的な経費節減が奏功し、各段階利益の通期予想に対する進捗は順調である。

主力の国内BtoB市場は売上高14.14億円と全体の約59.9%を占める。2月の価格改定後も需要は堅調で影響は限定的であり、大型量販店でのラインナップ拡充が実を結んだ。海外市場の売上高は6.13億円(構成比26.0%)に達し、前期の通期実績(4.82億円)をすでに上回る回復をみせている。北米でのPB展開やスピリッツ類の好調に加え、中国・台湾での「ゆず酒」「梅酒」などのリキュール需要、空港免税店のインバウンド需要が寄与した。

BtoC市場では、EC売上高が2.50億円と自社モールを中心に底堅く推移した。効率的な広告運用によりCPA(顧客獲得単価)を抑制し、収益性を重視した運営を行っている。独自の強みである「科学的な酒造り」では、杜氏制度を廃止し過去20年のデータを数値化したチーム制へ転換した。味の再現精度向上に加え、蔵人の夜勤をなくすなど生産効率化を達成している。また、顧客の声を反映した「甘くておいしいトマト」などのヒット事例も生まれている。

総資産は前事業年度末比2.49億円増の63.11億円となった。奈良県葛城市における第二蔵の用地取得や造成に伴う有形固定資産の増加が主因である。本投資により、将来的には30億円から50億円前後を目指した製造キャパシティの拡大を推進していく。自己資本比率は55.6%に上昇し、財務基盤の健全性は一段と高まっている。なお、2026年6月期通期の業績予想は、売上高が前期比12.4%増の30.19億円、営業利益が同52.0%増の4.82億円とする計画を据え置いている。

2026年4月24日の東証スタンダード市場への新規上場に伴い、期末配当は1株当たり20.95円を予定しており、成長投資とのバランスをとりつつ株主還元を着実に進める。資本市場との対話においては個人投資家にも力を入れる。ファンクラブ「梅乃宿KURABU」会員との限定酒の共同開発や、「蔵開き」イベントを通じて関係者との接点を強化しており、中長期的なファンとなる株主の拡大を目指している。




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2026/06/30 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

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