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RIZAP-G Research Memo(9):chocoZAP事業で海外150店等の出店攻勢に加え「AI店長」導入へ

*12:09JST RIZAP-G Research Memo(9):chocoZAP事業で海外150店等の出店攻勢に加え「AI店長」導入へ
■RIZAPグループ<2928>の成長戦略・トピックス

1. chocoZAPの海外店舗が本格拡大し150店へ
chocoZAPの海外展開は、実証フェーズから本格成長フェーズに入っている。香港の店舗数は2026年5月末には19店舗となり、出店が加速中である。香港の成功モデルは、日本よりも広い面積の店舗で、生活密着型サービス(フィットネスジム、マッサージ、ワークスペース、ランドリー、エステなど)を「オールインクルーシブ」で提供するというものであり、会員数で日本の1.4倍、客単価で1.8倍、収益力で2.5倍という優れたモデルである。一気に本格展開を加速しており、2027年3月期に最大100店舗も視野に入る。また、類似の店舗モデルで展開する台湾(現在2店舗)でも大きな手応えをつかんでおり、本格展開の方針となった。2027年3月期に海外合計で最大150店舗出店を計画しており、「アジアNo.1チェーン」への基盤を固める年となりそうだ。

2. 女性専用店舗300店展開を計画
社会のフィットネス参加率を上げていくためには潜在的なマーケットへのアプローチが必須となる。その点で注力する顧客セグメントが女性である。厚生労働省が推進する「健康日本21(第三次)」においても特に若手女性(20~40代)の運動不足が課題となっている。同社では、女性専用chocoZAPの出店を決定し、2027年3月期に最大300店舗(国内出店計画は最大650店)を計画する。安心のプライベート空間で、女性特化型のマシンとサービスにより女性新規層の運動参加のハードルをより引き下げる構想だ。

3. 全店舗リニューアルで、マシンラインナップを大幅拡充
2027年3月期は、全店舗リニューアルを行い、顧客の体験価値の最大化を目指す。具体的には、既存店比でマシン数30%拡充(合計2万台規模)し、最新マシン、美容・ケアサービスの拡充、リラックス空間の拡充、ワークスペースやカフェスペースの新設などを行う。次世代マシンとして注目されるのが、EMS引き締めマシン、プロ級セルフケアマシン、骨盤底筋トレーニングマシンなどである。これまで、マシン・サービスが限定的、画一的で、スペースの使い方に余白がある店舗などがあり課題となっていたが、全店リニューアルを機に見直す。

4. AXの推進により、高品質な顧客体験、最適な店舗運営の実現へ
同社では、これまでも無人店舗を運営するためのIoT化やDXを推進してきたが、2027年3月期はAIを活用してさらに進化させる構想である。これまでの取り組みにより空調(温度)、煙、けが、清掃状態、マシン不具合、運動記録など様々な情報がリアルタイムで取得できており、今後は「AI店長」が分析・判断し、最適化する指令を出すというものだ。「AI店長」のもと、スタッフやフレンドリー会員が動くのに加え、アニメの「AIトレーナー」がパーソナルなサポートを行うアプリケーションも実装予定である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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