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HCH Research Memo(5):2026年9月期通期予想据え置き、下期は利益面が拡大する見通し

*11:45JST HCH Research Memo(5):2026年9月期通期予想据え置き、下期は利益面が拡大する見通し
■ヒューマンクリエイションホールディングス<7361>の今後の見通し

● 2026年9月期通期連結業績予想の概要
2026年9月期通期の連結業績予想は期初計画(2025年11月14日付の期初公表値)を据え置いて、売上高が前期比11.8%増の10,005百万円、営業利益が同0.5%増の785百万円、経常利益が同0.7%増の779百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.5%増の436百万円、EBITDAが同7.2%増の1,022百万円としている。営業利益と経常利益は先行投資による販管費増加で横ばい予想だが、売上高は既存事業が順調に拡大するほか、HCFAの通期連結(前期は第3四半期より新規連結)も寄与して2ケタ増収・過去最高予想としている。前期並みの利益水準を確保しつつ、中長期的な収益拡大に向けた費用投下を進め、戦略領域を中心に売上の高成長を図る方針だ。事業別売上高の計画は戦略領域が同24.1%増の4,520百万円(うち経営コンサルティングサービスが1,300百万円)、SESが同3.4%増の5,484百万円としている。

業績予想の前提及び重点施策として、戦略領域ではグループ戦略の明確化や各社の連携を図り、新規顧客獲得による売上成長を推進する。また従来以上にM&Aを積極的に検討し、中長期的な収益拡大に向けた外部成長を推し進める。SESは事業環境として、AIの影響によりPGの単純派遣に関しては稼働率の低下傾向が顕在化しているため、SE及びPLへのシフト、エンジニアのスキル向上による単価上昇を図るほか、高いスキルを持った人財の採用に限定することで市場変動リスクを注視しながら成長を推進する。コスト面では採用関連費の増加や管理体制の強化に伴い、販管費が前期以上に増加する見込みだ。また現時点ではM&A関連費用の発生を織り込んでいないが、何かしらのディールが実現した場合には一過性費用を計上する可能性がある。

なお通期会社予想に対する中間期実績の進捗率は、売上高が44.8%、営業利益が15.3%、経常利益が14.8%、親会社株主に帰属する当期純利益が3.9%、EBITDAが22.7%と低水準だが、これは中間期に一過性要因が発生したためである。下期は、売上面では第3四半期以降に複数の大型案件が売上計上され、コスト面では中間期にACFで実行した戦略投資やHCFAにおける業績達成賞与が下期には発生しない。こうした一過性要因の一巡により下期の利益は拡大する見込みだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)



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