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ODK Research Memo(5):2026年3月期は2ケタ営業・経常増益で期初予想を上回って着地
2026/06/11 12:05
*12:05JST ODK Research Memo(5):2026年3月期は2ケタ営業・経常増益で期初予想を上回って着地
■ODKソリューションズ<3839>の業績動向
1. 2026年3月期の業績概要
2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.9%増の6,657百万円、営業利益が同17.6%増の606百万円、経常利益が同14.3%増の659百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同47.0%減の139百万円となった。売上面は、主力の教育業務と証券・ほふり業務が順調に成長し、NINJAPANの通期連結(前期は第3四半期より6ヶ月分を連結)も寄与し、2期連続で過去最高を更新した。利益面は増収効果に加え、教育業務における価格適正化の進展、開発・運用体制適正化による外注費削減などが寄与して2ケタ営業・経常増益となった。親会社株主に帰属する当期純利益については特別損失で減損損失が増加(前期109百万円、当期219百万円)したため減益となった。営業利益率は同1.1ポイント上昇して9.1%となった。なお期初予想(2025年4月30日付公表値、売上高7,200百万円、営業利益530百万円、経常利益580百万円、親会社株主に帰属する当期純利益380百万円)に対しては、売上高が542百万円下回った。これは、医療関連サービスの新規案件受託の未達、子会社で計画していたM&Aの年度中未成立、就活関連サービスの売上計画未達などが影響した。ただし営業利益は76百万円、経常利益は79百万円それぞれ上回った。
教育業務の売上高は前期比5.9%増の4,138百万円となった。大学入試アウトソーシングの価格適正化の進展、大学志望者処理人数の増加により順調に成長した。証券・ほふり業務の売上高は同9.7%増の1,277百万円となった。証券総合システム「WITH-X(R)」の国内ネット証券会社向け開発が増加した。一般業務の売上高は同26.3%減の705百万円となった。医療関連サービスの臨床検査基幹システム開発や医療システム用プリンタ更新需要が剥落した。その他業務の売上高は同21.7%増の536百万円となった。NINJAPANの通期連結が寄与した。事業別の売上高はシステム運用が教育業務の好調などにより同5.2%増の6,178百万円、システム開発及び保守が臨床検査基幹システム開発剥落により同1.7%減の402百万円、機械販売が医療システム用プリンタ更新需要剥落により同59.4%減の77百万円となった。営業費用は同94百万円増加した。内訳は、支払手数料が教育業務の売上増加に伴う外部委託費用の増加等で同83百万円増加、機械賃借料等が機器販売減少に伴う仕入減少で同130百万円減少、労務費経費が同29百万円増加、販管費がNINJAPANのグループインによる人件費増加などで同113百万円増加した。
なお会社別の業績は、同社単体ベースの売上高が6,121百万円で営業利益が783百万円、エフプラスの売上高が474百万円で営業利益が43百万円、ポトスの売上高が35百万円で営業利益が108百万円の損失、NINJAPANの売上高が196百万円で営業利益が71百万円の損失となった。同社単体ベースは増収増益、エフプラスは微減収だが販管費抑制により増益、ポトスは新規事業立ち上げに時間を要したため減収減益、NINJAPANは顧客獲得のための人件費やマーケティング費用の増加により減益となった。
財務の健全性を維持
2. 財務状況
2026年3月期末の資産合計は前期末比232百万円減少して9,020百万円となった。主に売掛金及び契約資産が同275百万円増加した一方で、のれんが減損により同229百万円減少、ソフトウエアが同255百万円減少した。負債合計は同342百万円減少して2,606百万円となった。主に契約負債が同203百万円減少した。長短借入金合計残高は同281百万円減少して814百万円となった。純資産は同109百万円増加して6,414百万円となった。主に利益剰余金が同57百万円増加、その他有価証券評価差額金が同42百万円増加した。この結果、自己資本比率は同3.0ポイント上昇して71.1%となった。自己資本比率は高水準であり、キャッシュ・フローの状況にも特に懸念材料は見当たらない。財務の健全性が維持されていると弊社では評価している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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■ODKソリューションズ<3839>の業績動向
1. 2026年3月期の業績概要
2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.9%増の6,657百万円、営業利益が同17.6%増の606百万円、経常利益が同14.3%増の659百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同47.0%減の139百万円となった。売上面は、主力の教育業務と証券・ほふり業務が順調に成長し、NINJAPANの通期連結(前期は第3四半期より6ヶ月分を連結)も寄与し、2期連続で過去最高を更新した。利益面は増収効果に加え、教育業務における価格適正化の進展、開発・運用体制適正化による外注費削減などが寄与して2ケタ営業・経常増益となった。親会社株主に帰属する当期純利益については特別損失で減損損失が増加(前期109百万円、当期219百万円)したため減益となった。営業利益率は同1.1ポイント上昇して9.1%となった。なお期初予想(2025年4月30日付公表値、売上高7,200百万円、営業利益530百万円、経常利益580百万円、親会社株主に帰属する当期純利益380百万円)に対しては、売上高が542百万円下回った。これは、医療関連サービスの新規案件受託の未達、子会社で計画していたM&Aの年度中未成立、就活関連サービスの売上計画未達などが影響した。ただし営業利益は76百万円、経常利益は79百万円それぞれ上回った。
教育業務の売上高は前期比5.9%増の4,138百万円となった。大学入試アウトソーシングの価格適正化の進展、大学志望者処理人数の増加により順調に成長した。証券・ほふり業務の売上高は同9.7%増の1,277百万円となった。証券総合システム「WITH-X(R)」の国内ネット証券会社向け開発が増加した。一般業務の売上高は同26.3%減の705百万円となった。医療関連サービスの臨床検査基幹システム開発や医療システム用プリンタ更新需要が剥落した。その他業務の売上高は同21.7%増の536百万円となった。NINJAPANの通期連結が寄与した。事業別の売上高はシステム運用が教育業務の好調などにより同5.2%増の6,178百万円、システム開発及び保守が臨床検査基幹システム開発剥落により同1.7%減の402百万円、機械販売が医療システム用プリンタ更新需要剥落により同59.4%減の77百万円となった。営業費用は同94百万円増加した。内訳は、支払手数料が教育業務の売上増加に伴う外部委託費用の増加等で同83百万円増加、機械賃借料等が機器販売減少に伴う仕入減少で同130百万円減少、労務費経費が同29百万円増加、販管費がNINJAPANのグループインによる人件費増加などで同113百万円増加した。
なお会社別の業績は、同社単体ベースの売上高が6,121百万円で営業利益が783百万円、エフプラスの売上高が474百万円で営業利益が43百万円、ポトスの売上高が35百万円で営業利益が108百万円の損失、NINJAPANの売上高が196百万円で営業利益が71百万円の損失となった。同社単体ベースは増収増益、エフプラスは微減収だが販管費抑制により増益、ポトスは新規事業立ち上げに時間を要したため減収減益、NINJAPANは顧客獲得のための人件費やマーケティング費用の増加により減益となった。
財務の健全性を維持
2. 財務状況
2026年3月期末の資産合計は前期末比232百万円減少して9,020百万円となった。主に売掛金及び契約資産が同275百万円増加した一方で、のれんが減損により同229百万円減少、ソフトウエアが同255百万円減少した。負債合計は同342百万円減少して2,606百万円となった。主に契約負債が同203百万円減少した。長短借入金合計残高は同281百万円減少して814百万円となった。純資産は同109百万円増加して6,414百万円となった。主に利益剰余金が同57百万円増加、その他有価証券評価差額金が同42百万円増加した。この結果、自己資本比率は同3.0ポイント上昇して71.1%となった。自己資本比率は高水準であり、キャッシュ・フローの状況にも特に懸念材料は見当たらない。財務の健全性が維持されていると弊社では評価している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
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