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フジ日本 Research Memo(5):2026年3月期は機能性素材事業の売上が糖類事業を超え過去最高水準の利益達成

*12:05JST フジ日本 Research Memo(5):2026年3月期は機能性素材事業の売上が糖類事業を超え過去最高水準の利益達成
■業績動向

1. 2026年3月期の業績概要
フジ日本<2114>の2026年3月期の連結業績は、売上高で28,443百万円(前期比0.8%増)、営業利益で3,554百万円(同9.9%増)、経常利益で3,773百万円(同3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で3,220百万円(同13.2%増)と、増収増益となった。売上面では、機能性素材事業におけるイヌリンの東南アジア大手ユーザー向け販売が好調に推移したほか、連結子会社であるユニテックフーズの増収が寄与した。利益面では、高収益な機能性素材事業の販売数量増加が奏功し、同セグメントの営業利益は28.1%増と大幅増益となった。また、初めて機能性素材事業の売上が通期ベースで糖類事業を上回り、過去最高水準の利益を達成した。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益に投資有価証券売却益518百万円を計上したことも押し上げ要因となり、2ケタ増益となった。


機能性素材事業の営業利益が28.1%増と急伸
2. 事業セグメント別の動向
(1) 糖類事業
糖類事業では、売上高13,444百万円(前期比2.6%減)、営業利益2,507百万円(同0.9%減)となった。訪日客増加による菓子・外食向け出荷は好調だったが、2025年11月に実施した約7年ぶりの値下げ改定に加えて、想定以上の物流費上昇が収益を圧迫し減益となった。

(2) 機能性素材事業
機能性素材事業では、売上高14,121百万円(前期比4.7%増)、営業利益1,646百万円(同28.1%増)と増収増益となった。健康志向を背景とした国内外でのイヌリン採用拡大、タイ工場の稼働率上昇による採算性改善、ユニテックフーズにおけるコラーゲンの販売数量増加、ODM・コンサルティング事業の伸長が利益を大幅に押し上げた。

(3) 不動産事業
不動産事業は、売上高633百万円(前期比2.7%減)、営業利益581百万円(同0.2%増)となった。2025年2月に東京・神奈川・長野の賃貸用不動産3物件を売却したことにより若干の減収となったが、利益水準を維持し、安定収益確保に貢献した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 渡邉俊輔)




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