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精工技研 Research Memo(1):生成AI向け好調で2026年3月期は大幅な増収増益。2027年3月期も拡大へ

*12:01JST 精工技研 Research Memo(1):生成AI向け好調で2026年3月期は大幅な増収増益。2027年3月期も拡大へ
■要約

精工技研<6834>は、「社会に必要とされる企業」を目指す姿に掲げ、精密加工技術、精密成形技術、光学技術という3つの優位性のある基盤技術を成長市場に展開している。事業は「精機部門」と「光製品部門」の2本柱で構成される。精機部門では、車載用インサート成形品や精密金型などを提供し、光製品部門では、データセンター向けの光コネクタやフェルール、光コネクタ研磨機などの製造・販売を行っている。情報通信、自動車、医療・バイオの3領域を主要な貢献領域とし、経済価値の最大化と社会価値の最適化を追求している。

1. 2026年3月期の連結業績概要
2026年3月期の業績概要は、売上高が30,087百万円(前期比50.6%増)、営業利益が7,733百万円(同174.5%増)、経常利益が8,139百万円(同173.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が6,210百万円(同179.1%増)となった。主力の光製品部門において、データセンター向けの光部品や製造機器・装置に注目が集まり、売上高が大幅に伸長したことがけん引した。

2. 2027年3月期の連結業績見通し
2027年3月期の業績見通しは、売上高が34,000百万円(前期比13.0%増)、営業利益が8,300百万円(同7.3%増)、経常利益が8,400百万円(同3.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が6,400百万円(同3.0%増)の見込みである。部門別では、光製品関連で売上高23,500百万円(前期比16.8%増)、精機関連で売上高10,500百万円(同5.4%増)を計画している。引き続きデータセンター向け需要の取り込みを図るとともに、さらなる事業拡大を目指す方針である。

3. 成長戦略
基本戦略として「経済価値の最大化」と「社会価値の最適化」の両立を掲げている。具体的には、顧客接点の活性化、新製品・新技術開発の加速、ものづくり力の強化、経営基盤の強化を推進する。特に光製品部門では、データセンター向け光コネクタの増産体制確立や、光トランシーバー向け部品(MTファイバアレイ)の量産化を図る。また、精機部門では「型内塗装技術」の実用化など独自技術の展開を強化する。また、企業価値向上に向け、M&Aを含む戦略的事業投資を積極的に行い、総資産回転率の向上とROEの改善を目指す方針である。

■Key Points
・2026年3月期は生成AI向け光製品好調により大幅な増収増益を達成
・2027年3月期も生成AI向け光製品がけん引し増収増益を予想
・中期経営計画目標を1期前倒し達成。引き続き基本戦略を推進

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山 博詞)



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