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リソー教育グループ Research Memo(9):2027年2月期は増収増益予想、上振れ余地を残す

*10:19JST リソー教育グループ Research Memo(9):2027年2月期は増収増益予想、上振れ余地を残す
■リソー教育<4714>の今後の見通し

2. 2027年2月期の業績見通し
2027年2月期の連結業績は、売上高で前期比4.1%増の35,640百万円、営業利益で同6.3%増の2,875百万円、経常利益で同2.5%増の2,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同5.2%増の1,700百万円と増収増益となる見通しである。前下期の2ケタ増益に対し、2027年2月期の営業利益は1ケタ台の伸びを見込む。2026年2月期の業績が期初計画を下回ったことを踏まえ、2027年2月期は保守的な前提に基づく業績予想を策定したものと見られる。売上高については生徒数の増加を主因として、すべての事業セグメントで増収を見込んでいる。前期の減益要因となった「TOMAS」や「伸芽会」の在籍生徒数も、期初段階の在籍生徒数は前年同期を上回っている。費用面では、人件費や賃借料のほか原状回復費用引当金の増加が見込まれるものの、生成AIの活用などDX推進による業務効率化やグループ各社の経費見直しにより吸収する。また、利益率の高い学校内個別指導事業の拡大が続くほか「伸芽会」の売上も回復に転じることで、営業利益率は前期の7.9%から8.1%と上昇に転じる見通しである。

(1) 学習塾事業
学習塾事業は既述のとおり、期初段階では前年同期を上回る水準で推移しており、映像授業コンテンツの展開による退会抑制、並びに売上単価の上昇に取り組むほか、グループ間連携の強化により生徒数の増加を見込む。新規開校・リニューアルについてはスクラップ&ビルドも含めて、例年どおりそれぞれ3〜5校のペースで進める。収益性の低い校舎を整理し、需要が強い地域に人的リソースを再配置することで生産性向上を図る。なお、2026年5月に「メディックTOMAS池袋校」を新規開校している。

(2) 家庭教師派遣教育事業
家庭教師派遣教育事業では、校舎の集約化は一巡し、今後は「名門会」を福岡や東海エリアでドミナント展開する方針である。2026年3月に「名門会 一宮駅前校(愛知県一宮市)」を開校した。そのほか、MOPS事業についても直営校1校(南柏校)を開校した。

(3) 幼児教育事業
幼児教育事業は、2025年4月に開業した「こどもでぱーと」2拠点がフル寄与するほか、2026年9月に「こどもでぱーと 自由が丘」を開業することもあり、各ブランドで生徒数の増加が見込まれる。前第4四半期の売上高が前年同期比4.1%増と再成長しており、「伸芽会」の生徒数が増加に転じていること、また「こどもでぱーと」は、生徒・保護者双方から一定の評価を得ており、同社計画の達成を支える要因になると弊社では見ている。

(4) 学校内個別指導事業
学校内個別指導事業は、稼働校数の増加や既存校における対象学年が拡大している。前第4四半期の売上高は前年同期比11.3%増と高成長となっており、2027年2月期の売上計画が上振れする可能性も十分にあると弊社では見ている。なお、競合するサービスが出てきているものの、進学個別指導のノウハウを生かした付加価値の高いサービスを求める学校に対しては、競争優位性を確保できる。

(5) 人格情操合宿教育事業
人格情操合宿教育事業は、サッカースクールや体操スクールの生徒数が堅調に推移している。新規開校として2026年4月に「TOMAS体操スクール 吉祥寺校」を開校し、体操スクールは12校体制となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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