フィスコニュース


橋本総業HD Research Memo(7):2027年3月期は材工一貫などによる採算改善で大幅増益へ

*12:07JST 橋本総業HD Research Memo(7):2027年3月期は材工一貫などによる採算改善で大幅増益へ
■橋本総業ホールディングス<7570>の業績動向

3. 2027年3月期の業績見通し
2027年3月期の連結業績については、売上高180,000百万円(前期比4.4%増)、営業利益3,600百万円(同42.5%増)、経常利益4,500百万円(同30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3,700百万円(同31.3%増)と、増収・大幅増益を見込んでいる。引き続き中期戦略に沿って事業を展開する方針だ。なお、中東情勢に対しては、仕入先との関係強化や情報共有を進めるとともに、案件ごとの提案を強化する。

2026年7月には大阪に3,000坪の新倉庫を稼働させ、東雲相互と同様に様々な機能やサービスを提供する。新倉庫稼働で子会社の大和の倉庫が空くことになるが、材工一貫へ向けてプレ加工など施工機能をもたせる計画である(現在プレ加工を行っている白井工場でも、隣地を購入して施工能力を2倍に引き上げることを検討している)。価格改定や提携の進行もあるが、中東情勢の影響を保守的に見て売上高は前期並みの伸びを見込む。利益面では、仕入れと販売価格の管理強化に加え、高採算のプレ加工や施工の推進を図る。大和の新工場が7月に稼働するため、下期には高採算の売上を見込んでおり、売上総利益率の上昇を予想している。販管費は、人件費や配送費の増加を見込む一方で、コスト削減も継続し、前期並みの伸びを見込む。この結果、営業利益は大幅な増益予想となった。営業外損益では、金利上昇を見込んで利払いの増加を想定している(前提に入れていないが、金利上昇は仕入割引の増加にもつながる)。

M&Aについては引き続き積極的で、2026年4月に一心堂の株式を53.33%取得し子会社化した。一心堂は年商規模16億円程度で、沖縄県で冷凍機や空調設備の備品・部材を販売している。同社は一心堂との連携を強化することで、沖縄での事業展開を加速する。足元で進行しているM&Aや統合が順当に成果をあげれば、それぞれの売上規模が大きいため、2028年3月期売上高2,000億円など中期目標の多くを前倒し達成することも可能と言える。

セグメント別の見通しは、管材類が、中東情勢などを反映して各メーカーが価格改定を実施する予定で、同社はメーカーとの協業で発注枠を拡大して在庫量の確保を図る。これにより増収を確保する一方で、価格転嫁を早めて売上総利益率の向上も図る。衛生陶器・金具類は、大幅な価格改定の影響で大手メーカーの商材は厳しい状況が続くため、他メーカーの商材で少しでもカバーする方針だ。ただし、比較的採算が良いため、衛生陶器の構成比が下がると連結全体の売上総利益率に影響が出る可能性がある。

住宅設備機器類は、新築後22年前後のリフォーム時期にあたる住宅が増えるため、省エネ化の流れをテコにリフォーム需要を確保して増収を図る。空調機器・ポンプは、空調機器の買い替えに加えて部材や工事の増加により前期を超える増収を見込むが、既に猛暑の影響で2026年4月の売上高が前年同月比50%程度の高い伸びとなったようだ。また、省エネ基準が厳しくなる「2027年問題」もあり、省エネ機種への切り替えによる単価上昇も期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)



<KA>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2026/06/23 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,982 銘柄
1,042 銘柄   売り
 
 
 
285A キオクシアH 売り転換
8306 三菱UFJFG 売り転換
7182 ゆうちょ銀行 売り転換
8591 オリックス 売り転換
8725 MS&ADH 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS