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加藤製作所 Research Memo(6):2027年3月期は業績回復途上、下期に業績回復基調へ

*10:16JST 加藤製作所 Research Memo(6):2027年3月期は業績回復途上、下期に業績回復基調へ
■加藤製作所<6390>の今後の見通し

● 2027年3月期連結業績の見通し
2027年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.3%増の61,000百万円、営業利益が600百万円(前期は2,320百万円の損失)、経常利益が120百万円(同1,841百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が0百万円(同4,526百万円)を見込んでいる。コスト増加を増収効果で吸収して営業・経常利益が黒字転換する見通しだ。親会社株主に帰属する当期純利益については前期計上の特別利益が剥落するため減益予想である。

売上面は、国内外市場における建設機械の本格的な需要回復が見込めないものの、国内では大型ラフテレーンクレーンの販売が順調に推移するほか、2026年7月に販売開始した油圧ショベルの新型「REGZAM」シリーズ4機種の寄与を見込む。また海外では米国市場の緩やかな需要回復に加え、新たな収益の柱として期待するインド事業の操業開始の寄与を見込む。コスト面では財務体質改善に向けて、当期も引き続き在庫水準適正化を目的とした弾力的な販売施策及び生産調整を進めるほか、資材価格・物流費のさらなる上昇、人件費の増加などによるコスト増加を見込んでいる。また販管費には、油圧ショベルの新型機種の初期トラブルに備えた品質保証関連費用の引当を保守的に織り込んでいる。

2027年3月期は業績回復途上であるが、前期の一過性要因(補用部品たな卸評価損計上)が一巡し、さらに在庫水準適正化が進展することにより、下期に向けて業績回復基調に入ることが期待できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)



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