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CAP Research Memo(1):2026年9月期も増収増益見込み、ストック型収益モデルへの転換を加速
2026/07/01 13:31
*13:31JST CAP Research Memo(1):2026年9月期も増収増益見込み、ストック型収益モデルへの転換を加速
■要約
キャピタル・アセット・プランニング<3965>は、金融サービスとアセットマネジメントの改革を支援するソリューションプロバイダーである。生命保険の設計書・申込書システム、資産管理・相続関連システムなど、金融商品販売や資産形成・資産承継を支援するシステム開発に強みを持つ。国内生命保険会社の半数以上と取引があり、銀行・証券分野においても富裕層向けの資産管理や事業承継支援システムを展開している。連結子会社を含めた体制により、システム開発から運用・保守までを一貫して提供している点が特徴である。同社のポジショニングはユニークであり、市場環境も追い風であることから、従来の開発受託型からプラットフォーム提供を通じたストック型収益モデルへの転換を進めている。
1. 2026年9月期中間期の業績概要
2026年9月期中間期の業績は、売上高で5,487百万円(前年同期比16.2%増)、営業利益で638百万円(同66.3%増)、経常利益で643百万円(同65.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益で405百万円(同51.8%増)となった。売上高・全利益段階で中間期として過去最高を更新した。売上は、生命保険向けが堅調に推移したほか、銀行向けが大幅に伸長した。利益面では、ストック型売上が伸長したことに加えて、生成AIツールを開発工程に活用し最大約60%の時間短縮を実現するなど生産性が向上し、大幅な増益となった。
2. 2026年9月期の業績見通し
2026年9月期通期の業績見通しは、売上高で10,300百万円(前期比6.3%増)、営業利益で730百万円(同37.6%増)、経常利益で735百万円(同37.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で465百万円(同15.7%増)を予想している。中間期の好業績を受けて各利益項目を上方修正しており、営業利益は過去最高益を更新する見通しである。売上面では生命保険向け既存顧客の深耕・新規開拓に加え、銀行・証券分野の拡大とストックビジネス強化を推進し、売上高100億円の大台達成を目指す。なお、生保業界における生成AI関連予算の執行方針が固まりきっていない点から売上高予想は保守的に据え置いており、下期には新サービスの本格稼働が控えているため上振れ余地も残されている。
3. 成長戦略
同社は3ヶ年の中期経営計画を推進しており、最終年度である2027年9月期に売上高11,000百万円、営業利益1,000百万円、営業利益率9.0%の達成を目標とする。成長戦略の柱は、(1) 顧客基盤深耕・強化、(2) 事業ポートフォリオ改革(銀行・証券・その他の売上比率を40%へ引き上げ)、(3) ファミリーオフィスビジネスへの参入、(4) ストックビジネス向け新プラットフォーム開発、(5) 海外市場開拓の5点である。収益構造面では、受託開発中心のモデルからストック型・使用料課金型への転換を加速させ、利益率の改善を図る。オーガニック成長に加え、銀行・証券向けビジネス拡大に直結するシステムやノウハウを持つ企業へのM&Aも視野に入れており、中期目標に対して上振れ要因となる可能性がある。
4. 株主還元
株主還元については、累進配当を基本方針とし、配当性向20%~50%を中期経営計画期間中の目安としている。2025年9月期は年間18.0円(配当性向25.7%)を実施し、2026年9月期は3.0円増配の年間21.0円(同26.0%)を予想している。業績の上方修正に伴い期初予想から2.0円引き上げた。今後は、R&D投資にも利益を充当する方針ながら、利益成長や水準に応じて柔軟に株主還元に反映し、中長期的な株主価値向上を目指す。
■Key Points
・2026年9月期中間期は、売上高及び全利益段階で過去最高を更新
・2026年9月期の営業利益は730百万円へと上方修正、過去最高を見込む
・市場環境を追い風に、プラットフォーム提供を通じたストック型収益モデルへの転換を加速
・2026年9月期配当予想は年間21.0円に上方修正し、前期比3.0円増配
(執筆:フィスコ客員アナリスト 渡邉 俊輔)
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■要約
キャピタル・アセット・プランニング<3965>は、金融サービスとアセットマネジメントの改革を支援するソリューションプロバイダーである。生命保険の設計書・申込書システム、資産管理・相続関連システムなど、金融商品販売や資産形成・資産承継を支援するシステム開発に強みを持つ。国内生命保険会社の半数以上と取引があり、銀行・証券分野においても富裕層向けの資産管理や事業承継支援システムを展開している。連結子会社を含めた体制により、システム開発から運用・保守までを一貫して提供している点が特徴である。同社のポジショニングはユニークであり、市場環境も追い風であることから、従来の開発受託型からプラットフォーム提供を通じたストック型収益モデルへの転換を進めている。
1. 2026年9月期中間期の業績概要
2026年9月期中間期の業績は、売上高で5,487百万円(前年同期比16.2%増)、営業利益で638百万円(同66.3%増)、経常利益で643百万円(同65.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益で405百万円(同51.8%増)となった。売上高・全利益段階で中間期として過去最高を更新した。売上は、生命保険向けが堅調に推移したほか、銀行向けが大幅に伸長した。利益面では、ストック型売上が伸長したことに加えて、生成AIツールを開発工程に活用し最大約60%の時間短縮を実現するなど生産性が向上し、大幅な増益となった。
2. 2026年9月期の業績見通し
2026年9月期通期の業績見通しは、売上高で10,300百万円(前期比6.3%増)、営業利益で730百万円(同37.6%増)、経常利益で735百万円(同37.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で465百万円(同15.7%増)を予想している。中間期の好業績を受けて各利益項目を上方修正しており、営業利益は過去最高益を更新する見通しである。売上面では生命保険向け既存顧客の深耕・新規開拓に加え、銀行・証券分野の拡大とストックビジネス強化を推進し、売上高100億円の大台達成を目指す。なお、生保業界における生成AI関連予算の執行方針が固まりきっていない点から売上高予想は保守的に据え置いており、下期には新サービスの本格稼働が控えているため上振れ余地も残されている。
3. 成長戦略
同社は3ヶ年の中期経営計画を推進しており、最終年度である2027年9月期に売上高11,000百万円、営業利益1,000百万円、営業利益率9.0%の達成を目標とする。成長戦略の柱は、(1) 顧客基盤深耕・強化、(2) 事業ポートフォリオ改革(銀行・証券・その他の売上比率を40%へ引き上げ)、(3) ファミリーオフィスビジネスへの参入、(4) ストックビジネス向け新プラットフォーム開発、(5) 海外市場開拓の5点である。収益構造面では、受託開発中心のモデルからストック型・使用料課金型への転換を加速させ、利益率の改善を図る。オーガニック成長に加え、銀行・証券向けビジネス拡大に直結するシステムやノウハウを持つ企業へのM&Aも視野に入れており、中期目標に対して上振れ要因となる可能性がある。
4. 株主還元
株主還元については、累進配当を基本方針とし、配当性向20%~50%を中期経営計画期間中の目安としている。2025年9月期は年間18.0円(配当性向25.7%)を実施し、2026年9月期は3.0円増配の年間21.0円(同26.0%)を予想している。業績の上方修正に伴い期初予想から2.0円引き上げた。今後は、R&D投資にも利益を充当する方針ながら、利益成長や水準に応じて柔軟に株主還元に反映し、中長期的な株主価値向上を目指す。
■Key Points
・2026年9月期中間期は、売上高及び全利益段階で過去最高を更新
・2026年9月期の営業利益は730百万円へと上方修正、過去最高を見込む
・市場環境を追い風に、プラットフォーム提供を通じたストック型収益モデルへの転換を加速
・2026年9月期配当予想は年間21.0円に上方修正し、前期比3.0円増配
(執筆:フィスコ客員アナリスト 渡邉 俊輔)
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