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ミロク情報 Research Memo(5):主力ERP製品のサブスク・IaaSのARRは前年同期比48.0%増(2)
2026/07/22 12:05
*12:05JST ミロク情報 Research Memo(5):主力ERP製品のサブスク・IaaSのARRは前年同期比48.0%増(2)
■ミロク情報サービス<9928>の業績動向
(2) システム導入契約の販売先別・品目別売上高
システム導入契約売上高を販売先別で見ると、企業向けが前期比1.2%増の12,853百万円、会計事務所向けが同1.2%増の8,380百万円、その他(子会社売上、本社売上、パートナー向け売上等)が同1.1%減の2,980百万円となった。
企業向けについては、新規顧客向けが前期比9.2%減の4,566百万円と減収に転じた一方で、既存顧客向けが同8.1%増の8,287百万円と3期ぶりの増収に転じた。2025年4月より「ACELINK NX-CE」の受注について、売切り販売を中止しすべてサブスク型契約に移行したことが、新規顧客向けの減収要因となった(サービス収入増に寄与)。一方、既存顧客向けについても伸びの大半はハードウェア製品の買い替えやユースウェア(導入支援サービス)の増収によるものと見られる。会計事務所向けについても同様で、ハードウェアの買い替えが増収要因となった。
実際、品目別売上高を見るとクラウド・サブスク移行の影響で、ソフトウェアは前期比5.1%減の10,794百万円と3期連続で減収となり、ハードウェアが同1.5%増の5,648百万円、ユースウェアが同10.2%増の7,771百万円とそれぞれ増収となった。ERP製品の売上成長率についてはサブスク型への移行期にあるため、売上高の推移だけでは実態を捉えにくく、ユースウェアが最も実態を表しているものと考えられる。ユースウェアは5期連続で増収を維持しており、年平均成長率では12.2%となっている。
財務の健全性は高く、ROEも15%以上をキープ
3. 財務状況と経営指標
2026年3月期末の資産合計は、前期末比3,426百万円増加の48,758百万円となった。主な増減要因は、流動資産では売上債権が264百万円増加した一方で、Synergixの株式取得(2,799百万円)や借入金の返済を進めたことで現金及び預金が2,386百万円減少した。固定資産では主にERPの新製品開発に伴いソフトウェア資産(仮勘定含む)が2,351百万円増加したほか、Synergixの子会社化に伴いのれんを2,726百万円計上した。のれんは10年間で定額償却する。
負債合計は前期末比315百万円減少の15,378百万円となった。流動負債では短期借入金が107百万円減少し、契約負債が630百万円増加した。また、固定負債では長期借入金が800百万円減少した。純資産合計は同3,742百万円増加の33,380百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益5,406百万円の計上と配当金支払額1,644百万円により利益剰余金が3,759百万円増加した。
経営指標は、純資産の増加及び負債の減少に伴い自己資本比率が68.0%と前期末比3.4ポイント上昇した。また、有利子負債の減少により有利子負債比率は16.5%と同5.0ポイント低下した。ネットキャッシュ(現金及び預金+有価証券-有利子負債)が同1,473百万円減少したものの、8,862百万円のプラスとなっており、財務内容は引き続き健全な状態を維持していると判断される。また、ROEは17.3%と引き続き15%を超える高い水準を維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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■ミロク情報サービス<9928>の業績動向
(2) システム導入契約の販売先別・品目別売上高
システム導入契約売上高を販売先別で見ると、企業向けが前期比1.2%増の12,853百万円、会計事務所向けが同1.2%増の8,380百万円、その他(子会社売上、本社売上、パートナー向け売上等)が同1.1%減の2,980百万円となった。
企業向けについては、新規顧客向けが前期比9.2%減の4,566百万円と減収に転じた一方で、既存顧客向けが同8.1%増の8,287百万円と3期ぶりの増収に転じた。2025年4月より「ACELINK NX-CE」の受注について、売切り販売を中止しすべてサブスク型契約に移行したことが、新規顧客向けの減収要因となった(サービス収入増に寄与)。一方、既存顧客向けについても伸びの大半はハードウェア製品の買い替えやユースウェア(導入支援サービス)の増収によるものと見られる。会計事務所向けについても同様で、ハードウェアの買い替えが増収要因となった。
実際、品目別売上高を見るとクラウド・サブスク移行の影響で、ソフトウェアは前期比5.1%減の10,794百万円と3期連続で減収となり、ハードウェアが同1.5%増の5,648百万円、ユースウェアが同10.2%増の7,771百万円とそれぞれ増収となった。ERP製品の売上成長率についてはサブスク型への移行期にあるため、売上高の推移だけでは実態を捉えにくく、ユースウェアが最も実態を表しているものと考えられる。ユースウェアは5期連続で増収を維持しており、年平均成長率では12.2%となっている。
財務の健全性は高く、ROEも15%以上をキープ
3. 財務状況と経営指標
2026年3月期末の資産合計は、前期末比3,426百万円増加の48,758百万円となった。主な増減要因は、流動資産では売上債権が264百万円増加した一方で、Synergixの株式取得(2,799百万円)や借入金の返済を進めたことで現金及び預金が2,386百万円減少した。固定資産では主にERPの新製品開発に伴いソフトウェア資産(仮勘定含む)が2,351百万円増加したほか、Synergixの子会社化に伴いのれんを2,726百万円計上した。のれんは10年間で定額償却する。
負債合計は前期末比315百万円減少の15,378百万円となった。流動負債では短期借入金が107百万円減少し、契約負債が630百万円増加した。また、固定負債では長期借入金が800百万円減少した。純資産合計は同3,742百万円増加の33,380百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益5,406百万円の計上と配当金支払額1,644百万円により利益剰余金が3,759百万円増加した。
経営指標は、純資産の増加及び負債の減少に伴い自己資本比率が68.0%と前期末比3.4ポイント上昇した。また、有利子負債の減少により有利子負債比率は16.5%と同5.0ポイント低下した。ネットキャッシュ(現金及び預金+有価証券-有利子負債)が同1,473百万円減少したものの、8,862百万円のプラスとなっており、財務内容は引き続き健全な状態を維持していると判断される。また、ROEは17.3%と引き続き15%を超える高い水準を維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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