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ナック Research Memo(2):2026年3月期は売上高が微減も、最終利益は増益。新たな取り組みが成長(1)

*11:42JST ナック Research Memo(2):2026年3月期は売上高が微減も、最終利益は増益。新たな取り組みが成長(1)
■ナック<9788>の業績動向

1. 2026年3月期の業績概要
2026年3月期連結業績は、売上高58,919百万円(前期比1.5%減)、営業利益2,483百万円(同17.4%減)、経常利益2,485百万円(同17.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,631百万円(同19.5%増)と売上高は微減、各段階利益は最終利益を除き減益となった。期初予想の達成率は、売上高62,000百万円に対し95.0%、営業利益2,900百万円に対し85.6%、経常利益2,900百万円に対し85.7%、親会社株主に帰属する当期純利益1,900百万円に対し85.9%とすべて未達となった。売上面では、主力のクリクラ事業やレンタル事業が堅調で、それぞれ同2.9%増、同0.5%増となったほか、美容・健康事業が同2.9%増、新たな取り組みであるその他部門が同51.0%増となった。その他部門では、2025年3月期より開始した「Yesmart」事業や、グループのナックライフパートナーズが運営する「買取大吉」が好調だった。一方、建築コンサルティング事業及び住宅事業は、住宅着工件数が減少する市場動向に加え、建築基準法改正(木造住宅に関する構造計算の義務化等)に伴う建築確認申請手続の長期化によって伸び悩み、それぞれ同8.5%減、同12.6%減となった。

利益面では、クリクラ事業において、クリクラボトルの価格改定による売上高の増加と、解約防止策として講じた複数年契約の導入によって解約率が想定を下回る水準で推移したことで、同11.9%増となった。一方、レンタル事業は販促費増加に伴い同4.5%減となったほか、建築コンサルティング事業は同76.9%減、住宅事業は減収を受けて同30.5%減となった。美容・健康事業は販促強化の影響で同26.0%減、その他部門は事業立ち上げに向け費用が先行し、営業損失を計上した。これらを要因に全体で減益となった。最終利益が前期比増益となった理由は、前期の投資有価証券評価損(194百万円)及び売却損(289百万円)の剥落である。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬 智一)



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