フィスコニュース


概況からBRICsを知ろう ブラジルは反落、原油安などが足かせ

*10:17JST 概況からBRICsを知ろう ブラジルは反落、原油安などが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 130729.93 -0.37%
29日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.37%(482.65ポイント)安の130729.93で引けた。日中の取引レンジは130,693.36-131,764.70となった。

買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が足かせとなったほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、欧州市場の下落なども指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが引き続き好感されたもようだ。

【ロシア】MOEX指数 2599.66 +0.96%
29日のロシア株式市場は大幅に6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.96%(24.60)高の2599.66となった。日中の取引レンジは2557.65-2612.94となった。

買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、予想以上の利上げが引き続き嫌気された。また、欧州市場の下落なども圧迫材料となった。

【インド】SENSEX指数 80369.03 +0.45%
29日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比363.99ポイント高(+0.45%)の80369.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.70ポイント高(+0.52%)の24466.85で取引を終えた。

売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。上場銀行の業績が順調に伸びていることが好感された。7-9月期の上場銀行の増益率は36%に達していると報告された。また、インド経済が安定的に成長するとの観測も好感された。最新の経済調査結果では、2024年度のインドの成長率が6.5-7.0%になると予測されている。農業の生産高が順調に伸びているほか、祭り期間の需要増、政府歳出の拡大などが挙げられている。

【中国本土】上海総合指数 3286.41 -1.08%
29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.79ポイント安(-1.08%)の3286.41ポイントと3日ぶりに反落した。

様子見ムードが漂う流れ。中国企業の業績動向や、指標発表が気がかりだ。本土・香港マーケットでは1-9月期決算の発表が本格化している。ほか、31日に10月の中国製造業PMIなどが公表される予定だ。中国経済の先行きも不安視。中国財政部は28日、今年1-9月の国有企業・国有持株会社の利益総額が前年同期比2.3%減の3兆2487億人民元(約69兆6870億円)に縮小したと報告した。減益率は1-8月の2.1%から0.2ポイント拡大している。



<AK>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/11/01 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,356 銘柄
1,465 銘柄   売り
 
 
 
9432 日本電信電話 買い転換
9984 ソフトバンクG 売り転換
7974 任天堂 売り転換
7267 本田技研工業 売り転換
4578 大塚H 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS